日本は長友からのクロスに香川が頭で合わせ2点目を奪った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[キリンカップ]日本代表7-2ブルガリア代表
6月3日/豊田スタジアム

 キリンカップの日本代表対ブルガリア代表は6月3日、豊田スタジアムで行なわれ、日本は7得点のゴールラッシュで快勝した。

 日本の先発メンバーは、GK川島が約1年ぶりの出場。DFは右から酒井宏、吉田、森重、長友と並び、中盤はボランチに長谷部と柏木を起用。トップ下に香川が入った。そして3トップは右から小林悠、岡崎、清武という顔ぶれとなった。

 日本は立ち上がりの2分、右サイドから攻め込み、酒井宏のクロスから、こぼれ球に反応した柏木がミドルを放つ。これは枠を捉え切れなかったものの、直後の4分、柏木のクロスに反応した岡崎が最終ラインの裏に抜け出し、頭で合わせ早くも先制点を奪った。

 さらに日本は6分にも、清武のラストパスに抜け出した岡崎がGKと1対1を迎え、ゴールに流し込んだが、これはオフサイドの判定でノーゴール。しかし、日本は序盤からテンポの良い攻撃を見せている。

 22分、日本はこの日最初のピンチを迎える。ブルガリアにポゼッションを許し、バイタルエリアを攻略されると、最後はランゲロフが強烈なヘディングシュート。しかし、ここは川島がファインセーブでゴールを死守した。

 ピンチを脱した日本は27分、大きなサイドチェンジで左サイドへ展開。パスを受けた長友は、中央の香川へピンポイントのクロスを送る。これを香川がドンピシャのヘディングシュートでゴールネットを揺らした。日本が2点をリードする。

 さらに35分、小林悠のクロスから清武がスルーで後方に流すと、待ち構えていたのは再び香川。鮮やかなターンから左足でゴールに突き刺した。

 38分、今度はセットプレーの流れから吉田が押し込み4点目。日本の怒涛のゴールラッシュが止まらない。

 しかし44分、日本をアクシデントが襲う。香川が接触プレーで腰のあたりを痛め、プレー続行が不可能に。負傷退場を余儀なくされ、代わって宇佐美が投入された。

 前半はこのまま、日本が4点をリードして終了した。

 日本は、後半開始から岡崎に代えて金崎を投入。前線の顔ぶれはトップ下に清武、3トップが右から小林悠、金崎、宇佐美と変わった。

 後半に入っても日本の勢いは止まらない。53分、CKの流れから清武が最終ラインを突破すると、中央へ丁寧なラストパス。これを前線に攻め残っていた吉田が押し込み、5点目を奪う。吉田はこの日2ゴールとなった。さらに57分には宇佐美が右足で狙い澄ましたシュートを突き刺し6-0とした。

 しかし59分、日本は一瞬の隙を突かれアレクサンドロフに決められ失点。6-1とされると、その直後に日本は小林悠に代えて浅野を投入した。

 失点はしたものの、日本はその後も宇佐美、金崎らがゴールへ向かう姿勢を強め、攻撃の手を緩めない。75分、日本は長谷部に代えて遠藤を投入した。

 82分、日本は中盤でのミスからボールを失うと、そのままカウンターを受けて失点。2点目を奪われ、6-2となった。

 日本は86分、浅野が右サイドからペナルティエリアに進入。ドリブルで仕掛けると相手のファウルを誘い、PKを獲得。これを浅野自らが決めた。浅野はA代表初ゴール。

 その直後、日本は原口がペナルティエリア内でのファウルをとられ、ブルガリアにPKを献上。しかし、このピンチにGK川島が見事なシュートストップを見せ、チームを救った。

 試合はこのまま7-2で終了。後半はブルガリアの反撃に遭ったものの、日本はハリルホジッチ体制では最多7得点のゴールラッシュで快勝した。

 日本は、6月7日に大阪・市立吹田サッカースタジアムでボスニア・ヘルツェゴビナと対戦する。