「ビョーク展示会」日本科学未来館で開催 - 最新アルバム収録曲を360度VR動画で体感

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ビョーク(Björk)の展示プロジェクト「Björk Digital―音楽のVR・18日間の実験」が、日本科学未来館にて、2016年6月29日(水)から7月18日(月・祝)まで開催される。

オーストラリア・シドニーに続き、2都市目の開催となる本展では、最新アルバム『ヴァルニキュラ』収録曲のVR映像作品などを5つのエリアで体験できる。

5つのエリアのうち3つのエリアはVRコンテンツで構成。整理券が配布され、3つのエリアへ順番に案内される。最初の2つは椅子に座って、最後は立って鑑賞する仕組みとなっている。

まずスタートは、アルバム『ヴァルニキュラ』のファーストトラックである「Stornemiker」。ロケーションは、見渡す限りの岩場である。その映像は、吹きさらす風の中で、ビョークが自分のためだけに語り掛けるように歌ってくれる感じを抱く。周りをくるくると囲むように回りながら愛らしい笑顔を振り撒いてくれる彼女に、思わずバーチャルだということを忘れて魅了されてしまう。

2つめは彼女の口の中へいざなわれる。アルバム収録曲「Mouth Mantra」に合わせてぐるぐると渦巻くように見える奇妙な映像。歯や舌が見える紛れもなく口の中なのだが、音楽と映像が相まってグラフィカルな世界を感じることができる。

映像の終盤には口の中から、歌うビョークを見るという不思議なロケーションに。このような空間は彼女ならではの表現であり、誰もが驚くことに違いない。

3つめは、日本初公開となる「Notget」。今まで見た2つとは打って変わって、デジタルなイメージだ。蛾の女が、時を経て美しく変身を遂げていく一部始終を映像で楽しむとともに、まるで自らがその女と一体化していくかのようなミステリアスな感覚に陥る。時を忘れて映像とデジタルが創造する美しさを堪能してほしい。

また、VR以外のエリアは「Biophillia」と「Cinema」の2つを用意。「Biophillia」は、電子パッドとヘッドフォンを用いた、画期的なアプリのインタラクティブ体験だ。画面に流れる映像に触れると、それに反応した映像や音が変化するなど、自分自身にアプリが連動。科学、テクノロジー、音楽などたくさんの要素が融合した、ビョークが生み出す最先端のデジタル世界へと誘われる。

そして、最後に紹介するのは「Cinema」。ファンなら是非訪れたい場所だ。ここでは本展のためにキュレーションされた、ビョークのこれまでのミュージックビデオセレクションが鑑賞できる。プログラムに収録されているのは、デビューアルバムに含まれる「Human Behaviour」や、代表曲のひとつでもある「Hyperballad」など全29曲。合計約2時間にわたる、5.1chでリマスターしたミュージックビデオの中で、彼女の魅力を感じながらこれまでの活躍を追ってみてはいかがだろう。

なお、「Cinema」の会場は小さな映画館のようにひな壇式になった座席に加え、絨毯の上にクッションが置かれたくつろぎのスペースも設置。寝ころびながら、彼女の愛らしい姿やかっこいい姿を一望することができる。

今回の展示プロジェクトは、常に新しい表現を取り入れてきたビョークの新たな挑戦でもある。彼女は、VRは音楽の重要なツールになるだろうと考えているという。さらに、今後はそのほかのアルバムもVR化できれば、とも語っている。

また、7月13日(水)にはライブ・アルバム『ヴァルニキュラ:ライヴ』が日本で先行発売される。アルバムには、惜しくも途中で突如中止となってしまった“幻”の「ヴァルニキュラ・ツアー」より、ビョーク本人が厳選&ミックスを手掛けたライヴ音源を収録する。

【イベント詳細】
Björk Digital ― 音楽のVR・18日間の実験
開催日時:2016年6月29日(水)〜7月18日(月・祝)
時間:10:00〜17:00
※ただし金土日:7月1日(金)〜3日(日)、8日(金)〜10日(日)、15日(金)〜17日(日)は22:00まで。
休館日: 2016年7月5日(火)、12日(火)
会場:日本科学未来館7階 イノベーションホールほか
住所:東京都江東区青海2-3-6
料金: 2,500円(税込)
※入場時間指定制、整理番号付
入場券:6月11日(土)10:00〜 チケットぴあにて発売・
※前売り券の販売はチケットぴあのみ。
※小学生以上は入場券が必要
※企画展、常設展、ドームシアターの鑑賞には別途料金が必要。

■ライブ・アルバム『ヴァルニキュラ:ライヴ』2,400円+税
発売日:2016年7月13日(水)<日本先行発売>
※ライナーノーツつき、初回限定豪華紙ジャケット仕様