浸水被害の桃園空港、乗客3万人以上に影響  復旧作業続く/台湾

写真拡大

(桃園空港 3日 中央社)2日午前に集中豪雨に見舞われ、2時間余りに及びまひ状態に陥った桃園国際空港(桃園市)では、3日午前現在でも一部施設の機能が回復しておらず、復旧作業が続けられている。200便以上に遅れが生じ、乗客3万人に影響が出た。

桃園空港によれば、2日午前9時から同日正午までの降水量は153ミリ。豪雨の影響で空港の西側を流れる埔心渓の水位が排水暗渠の高さを超えたため、溜まった雨が排出できなくなった。そのためターミナルビルなどが浸水、停電やパソコン故障なども発生した。

同空港の費鴻鈞総経理(社長)によれば、豪雨による主な被害は、ターミナルビルの停電と外部との連絡道路の冠水。電力については、チェックインカウンターや手荷物検査、パスポート照合などの部分を優先して復旧作業が行われた。電力の供給状況は3日朝現在、70%にまで回復している。

また、浸水した第2ターミナル地下のフードコートは3日午前6時までに元の状態に戻され、清掃や消毒作業も完了した。コンビニエンスストアはすでに営業を再開、その他の飲食店は4日から営業する予定。

交通部の王国材政務次長らは2日午後、同空港を視察に訪れ、排水設備について改善措置を採るよう指示した。ここ数日再び雨が降る可能性があるため、空港側は中央気象局や交通部民用航空局飛航服務総台台北航空気象センターと緊密に連絡を取り、ポンプ設備も引き続き稼働できるようにするとした。

(卞金峰、魯鋼駿、管瑞平/編集:名切千絵)