元慰安婦関連の展示会=2013年12月台北で撮影

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(台北 3日 中央社)台湾の元慰安婦を支援する人権団体「婦女救援基金会」(台北市)は5月31日、日本や韓国、中国大陸など8カ国・地域の市民団体と共同で、慰安婦関連の資料、計2744件を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産に登録申請した。同団体が2日に発表した。

婦女救援基金会が申請した資料は、これまでに収集した5772件から選んだ計271件。日本統治時代の多国籍企業の慰安所設置に関する書類や、当時の関連記事、元慰安婦の証言や写真など多岐にわたる。同団体は、登録を通じて女性の人権がさらに重視されるようになればと期待を示している。

慰安婦関連の資料は過去に中国大陸が登録申請を行ったが、見送られている。今回の申請が認められるかどうかは、早ければ来年10月に決まるという。

今年9月には、同団体が設置を計画した台湾初の慰安婦記念館が台北市内に開館する見通し。

(許秩維/編集:杉野浩司)