5月31日、中国のポータルサイト・新浪は「スマートフォン普及率わずか39%の日本、なぜ中国国産メーカーは日本市場を攻め落とせないのか?」と題したコラムを掲載し、その理由について伝えた。写真は中国メーカーのスマホ販売店。

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2016年5月31日、中国のポータルサイト・新浪は「スマートフォン普及率わずか39%の日本、なぜ中国国産メーカーは日本市場を攻め落とせないのか?」と題したコラムを掲載し、その理由について伝えた。

米メディア・Mashableによると、2015年春に行われた世界のスマートフォン普及率の調査で1位になったのは韓国で88%だった。中国は平均よりも高い58%で日本はわずか39%だった。日本のスマートフォン市場は発展の余地が大きいが、中国メーカーが成功できない要素が存在する。

まず、日本で依然として人気を集めているフィーチャーフォンの存在。日本のフィーチャーフォンはお財布代わりになるだけでなく、防水、ワンセグなど日本人のニーズに応えた機能が数多くある。さらに日本人は精緻にこだわっており、日本市場で成功するためにはデザインも優れている必要がある。日本のスマートフォン市場で唯一成功している海外メーカーがアップルのiPhoneで、iPhoneはその洗練されたデザインと、日本メーカーよりも低い価格帯で受け入れられている。

中国メーカーに限らず、海外メーカーが日本市場で成功したいのなら、消費者のニーズに応えた製品を生み出す必要がある。日本メーカーの様に日本人が求める多機能のスマートフォンを作り出すか、iPhoneのような優れたデザインとコストパフォーマンスの良さで勝負するのが妥当だが、スマートフォンでの電子決済といった日本メーカーが簡単に取り入れられる機能でも、海外メーカーにとっては多くの制約があるために搭載するのは難しい。中国メーカーのスマートフォンは主要部品を日本に依存しているのが現状で、機能やデザインはまだまだ改善の必要がある。価格は日本メーカーより安いが、iPhoneのコストパフォーマンスを超えるのは容易ではない。

試練に耐えられない製品は日本市場では定着しないが、日本市場で成功したものは世界のどこへ行っても通用すると言われている。日本でいまだにフィーチャーフォンが受け入れられている理由は、消費者のニーズに応えており、特色ある機能を備え付けているためと考えられる。特色に欠ける中国メーカーが日本市場で成功したいのなら、日本人消費者のニーズや自身の特色について考える必要があるだろう。(翻訳・編集/内山)