1日、中国政府からの融資を受け2013年に開港したスリランカ第2の国際空港、マッタラ・ラージャパクサ国際空港が、廃棄同然の状態になっている。写真はコロンボ。

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2016年6月1日、米隔週経済誌「フォーブス」によると、中国政府からの融資を受け2013年に開港したスリランカ第2の国際空港、マッタラ・ラージャパクサ国際空港が、廃棄同然の状態になっている。

参考消息網が伝えたもので、スリランカ最大の都市・コロンボから約250キロ離れたハンバントタの森林地区に建設された同空港は、年間延べ100万人が利用できる規模を有する。だが、現在は1日に1、2便程度しかなく、利用者の多くが近くの国立公園を訪れる客だ。

同空港はマヒンダ・ラージャパクサ前大統領の肝いりで、同氏のお膝元のハンバントタに建設され、国際貿易活性化の拠点として期待されていた。だが15年1月の政権交代を受け、同空港を発着する全ての路線で巨額の赤字を出していた国営スリランカ航空が、路線廃止を決断した。

コロンボの経済専門家は「人口、外国人への魅力、商業インフラのいずれも持ち合わせていないハンバントタで国際空港を運営し続けることは難しい」と説明している。(翻訳・編集/柳川)