日本帰りのパンダの梅浜が29日の朝6時に体重135グラムのメスの赤ちゃんを出産した。

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日本帰りのパンダの梅浜(メイヒン)が5月29日の朝6時に体重135グラムのメスの赤ちゃんを出産した。現在、母子ともに健康だ。ただ初めてママとなった梅浜は自覚がなかったのか、最初は他のママのように赤ちゃんを胸に抱き寄せることなく、地面で鳴き声を上げる赤ちゃんパンダに全くお構いなしの様子だったという。四川新聞網が伝えた。

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飼育員によると、20日以上の減食期間を経た5月28日、梅浜はパンダ舎で歩かなくなり、イライラした様子で出産の兆しを見せていた。午後10時53分に破水し、翌29日午前6時に無事出産した。しかし、初めてママとなった梅浜は赤ちゃんを出産しても事情を飲み込めていなかったようだ。地面で鳴き声を上げる赤ちゃんを見に行くわけでもなく、他のママのように赤ちゃんを口にくわえて胸に抱き寄せることもしなかった。その場にいたスタッフは見守ったが、梅浜は切れたへその緒をひたすらなめ続けるだけだった。

時間が刻一刻と過ぎ、地面の赤ちゃんの体温は次第に下がり始めた。このままにしておくと、命に危険が生じてしまうため、やむを得ずスタッフが赤ちゃんを地面から保育器に移した。このときの赤ちゃんの体温は33.2度しかなかった。スタッフはすぐに保育器の温度を上げ、手のひらで赤ちゃんを包んで温めた。1時間ほど経過して、ようやく赤ちゃんの体温は徐々に正常なレベルまで回復した。

スタッフは赤ちゃんのへその緒を切り、母乳を与えた後、今度こそ赤ちゃんの世話をしてほしいという思いを込めて、梅浜の元へ返した。寝ていた梅浜は初めは何の反応も見せなかったが、ママを呼び続ける泣き声で彼女の母性本能が刺激されたのか、ようやく体を起こし、何度か試した後、赤ちゃんを口にくわえて胸に抱き寄せ、なめ始めた。

パンダの梅浜は日本の和歌山県生まれ。同時に誕生したオスパンダの永浜(エイヒン)とともに、13年2月26日に中国四川省成都市に戻った。「浜一族」は現在パンダの海外一族の中でも最大規模を誇る。梅浜が出産した赤ちゃんは「浜一族」における孫世帯の一番上のお姉さんとなった。(提供/人民網日本語版・編集YX)