アジア最高峰の料理大会で優勝の台湾代表、喜びを語る

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(台中 2日 中央社)シンガポールで4月に開かれたアジア最高峰の料理大会「FHA料理チャレンジ」の「グルメ・チーム・チャレンジ」で総合優勝を果たした台湾代表チームが1日、台中市内で受賞メニューを展示し、栄光を手にした喜びを語った。

同大会には世界各地から11チームが参加。台湾代表チームは、台湾各地の大学の調理系学科教授や有名ホテル・レストランのシェフなどによって構成され、台湾米や野菜、パイナップル、レモン、スイカ、マンゴーなど厳選した台湾農産物を使用したメニューで勝負に挑んだ。

コーチを務めた張志騰さんは「30年待ってようやく台湾代表が初優勝出来た」と喜ぶ。優勝者が発表された瞬間、思わず涙が溢れそうになったと振り返った。

大会前の約40日間は隊員にとって過酷な日々だった。張さんによると、各隊員にはできるだけ仕事を休み、練習に参加するよう求め、隊員の3日間の合計睡眠時間は6〜8時間ほどしかなかったこともある。さらに、親族の逝去や母親の入院に面した隊員や、40度の高熱を出したり、病気が再発したりした隊員もいた。そんな中でもチーム全員は心を一つに、全力で練習に取り組んだという。

この日は料理の展示だけだったものの、隊員は大会時に披露した料理と盛り付けを完璧に再現すべく、真剣に作業に取り組んでいた。張さんは、これが台湾の星ですと笑顔を見せた。

(カク雪卿/編集:名切千絵)