外野から見ていると「出来は凄くいいのに、それほど売れていない」と感じてしまう、マツダ・CX-3。

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BセグメントをベースとしたコンパクトSUVの売れ行きを見てみると、2016年1月のCX-3は2915台で24位、ホンダ・ヴェゼルは5584台で10位にランクインしています(自販連の新車乗用車販売台数月別ランキングより)。なお、2月はヴェゼルが7035台で8位、CX-3は3247台で24位に位置しています。

CX-3が苦戦しているように思えるのは、クリーンディーゼルのみという思い切った戦略、そしてマイナーチェンジでさらにデミオの完成度が高くなったこと、やや割高に感じられる価格設定(ディーゼルのみということもあるでしょう)などが考えられます。

一方のライバル、ホンダ・ヴェゼルはフィット譲りの広い後席や荷室、ハイブリッドを擁する点も売れ行きに貢献しているかもしれません。

しかし、CX-3も「出来の良さ」に由来する「安全性の高さ」が高い評価を得ています。

マツダの「SKYACTIV(スカイアクティブ)」というとクリーンディーゼルエンジンなどを思い浮かべる人が多いと思いますが、ボディやシャーシなども含めた新しいモノ作りの総称ともいえるもの。

その軽量・高剛性の安全ボディ「SKYACTIV-BODY」を採用したCX-3が、平成27年度のJNCAP(Japan New Car Assessment Program)自動車アセスメントにおいて、同年度最高得点で「新・安全性能総合評価ファイブスター賞」を受賞しました。

「JNCAP自動車アセスメント」における「新・安全性能総合評価」は、衝突時の乗員保護性能や歩行者保護性能などについて5段階で評価されるもので、今回の「新・安全性能総合評価」においてCX-3は平成27年度にテストされた全銘柄、全クラス対象11車種の中において最高得点でファイブスター賞を受賞。

なお、眞鍋かをりさんもゲストとして登場し、主査の冨山道雄氏にトロフィーが手渡されています。

なお、同賞についてマツダでは、平成24年度にCX-5で、平成25年度にアテンザで、平成26年度はデミオとアクセラが、いずれも好成績で受賞しており、マツダの「SKYACTIV-BODY」を採用した新世代マツダ車の大きな訴求点となっています。

(塚田勝弘)

マツダ・CX-3が「新・安全性能総合評価ファイブスター賞」を最高得点で獲得(http://clicccar.com/2016/06/02/374757/)