最終予選に向けてチーム作りも本格化するなか、ハリルホジッチ監督はこれまで以上に高い要求をしていくつもりだ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 今回のキリンカップは、今の日本代表が欧州の実力国を相手に、これまで取り組んできたことをどれだけ発揮できるか、最終予選に向けてなにを高めていかなければならないかを知るうえで貴重な大会となる。
 
 約2か月ぶりの代表活動となり、監督からは一人ひとりに、ある用紙が配られたという。さらに、それは「ロッカールームとか、宿舎にも張ってある」(槙野智章)そうだ。

 その用紙の内容について、ハリルホジッチ監督は以下のように語った。

「我々の守備や攻撃の原則はなにか。それからメンタル面、すべて説明して彼らに渡しました。日本代表の次に向けた準備のためです」

 そして、「勝つ文化も伝えました。これは我々に欠かせないフレーズになってきます」とも。
 
 今回はCBではなく、左SBとして招集された槙野は、これまでとは異なるポジションでの働きを要求されているが、強い気持ちで試合に臨むつもりだ。
 
「1年間、戦ってきたうえで、2年目はもっと高い要求をしていきたいということで、できていたけど、1メートルでもラインを上げるとか、周りを鼓舞するしぐさだったりとか。闘う集団というか、勝つ文化を植え付けていかないといけないというのは(監督は)強く言っていた」
 
 ハリルホジッチ監督は、「我々はこの大会にかける野心があります」と意気込む。果たして指揮官は、「勝つ文化」を選手たちに刷り込めるのか。まずはブルガリアを相手に勝利という結果を残せるか、注意深く見守りたい。