本田が代表同僚に“移籍のススメ”「彼らにない視点でのアドバイス」

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 別調整が続いている日本代表FW本田圭佑(ミラン)だが、ピッチ外では積極的にコミュニケーションを取っているようだ。

 キリン杯が開催される6月というタイミングについて「時期的には欧州でプレーしている選手も、Jリーグでプレーしている選手も、移籍どうこうの話がある。(選手が)みなさんには話さないようなところで案件を抱えている選手もいるかもしれない」と指摘。欧州組では今夏、MF清武弘嗣、DF吉田麻也、DF酒井宏樹、GK川島永嗣らに移籍の可能性が浮上しているが、本田は「そういう未来についての話もしている」と明かした。

 バヒド・ハリルホジッチ監督とも対話する中、「攻撃の選手として高いものを要求されている。ミランで要求されているものとも違う」と、より高いハードルを課せられている。現状にとどまらず、常に上を目指す意識を植え付けようとしてくれる指揮官に対し、「普段、上から自分の限界を取っ払ってくれる人はいないし、自分にとって貴重な存在」と信頼を寄せる本田は、今度は自分がそういう立場になって代表のチームメイトに意見しているのだという。

「彼らにない視点でのアイデア、アドバイスをしている。サッカー選手はサッカーバカなので、良くも悪くも視野が狭い。客観的な立場として、良いスパイスになればと思ってぶつけている」。自分の限界を超えるため、新たな環境に飛び込み、より高いレベルでチャレンジすること。それが選手をさらに飛躍させ、日本代表のレベルも押し上げることになると本田は信じている。

(取材・文 西山紘平)