1日、第2次大戦中に強制連行されたとして中国人元労働者らが損害賠償を求めていた問題で、3人の元労働者と三菱マテリアルが和解した。中国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

写真拡大

2016年6月1日、第2次大戦中に強制連行されたとして中国人元労働者らが損害賠償を求めていた問題で、3人の元労働者と三菱マテリアルが和解した。

【その他の写真】

1日午前、北京市で行われた調印式で双方が和解書にサインした。三菱マテリアルは被害者に対して謝罪し、1人あたり10万元(約170万円)の支払いと、日本に記念碑を建設することなどで合意した。なお、3人の元労働者はすべての被害者を代表することに同意している。

中国民間対日賠償請求連合会の童増(トン・ゾン)会長は、「被害者や遺族の95%以上が三菱マテリアルとの和解に同意している」と話した。また、「われわれは今後も引き続き、日本政府と加害企業に対し、被害者と真摯に向き合い、問題を全面的に解決するよう促していく。三菱マテリアルのように歴史の事実を正視し、深く反省と謝罪をすべきだ。歴史を銘記することで悲劇の再演を防ぎ、真の日中友好を推し進めることができる」と話した。

これについて、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の新浪のアカウントに寄せられたコメントで、最も“いいね”を多く集めているのは「姿勢を示すのはいずれにしても良いことだ」というコメントだ。

以下、“いいね”が多い順に「文革の被害者にはなぜ誰も出てきて謝罪しない?」「後ろには『金』の文字がちらつくが、三菱は少なくとも侵略の歴史を認めた」「われわれが求めるのは歴史を認め、謝罪すること」「歴史を認める勇気ある1つの企業と、歴史を正視しない2つの政権」「問題。日本人と中国のトップ、殺した人が多いのはどちらでしょう」「何十年も前の戦争のことで日本企業から賠償金を取れるが、現在起きている“毒教室”問題や“毒ワクチン”問題では一銭の金ももらえない。しかも被害者を次々と封鎖。党の教育は素晴らしいな」となっており、政府への批判めいたコメントも少なくない。(翻訳・編集/北田)