ハリルが川島の起用を示唆「強い気持ちを見せてくれた」

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 守護神争いはGK川島永嗣(ダンディー・U)が一歩リードしているようだ。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は1日の公式会見で「(川島)永嗣は(事前合宿を含めて)ここに長く一緒にいる。おそらくプレーする可能性は大きいだろう」と、3日のキリン杯準決勝・ブルガリア戦(豊田ス)での起用を示唆した。

 昨夏にスタンダール・リエージュ(ベルギー)を退団後、約半年間、所属チームがなく、日本代表からも遠ざかっていた川島。今年3月のW杯アジア2次予選で約9か月ぶりに復帰したが、当時は負傷を抱えていたこともあり、試合には出場しなかった。川島不在の間の国際Aマッチは11試合。そのうちGK西川周作(浦和)が9試合、GK東口順昭(G大阪)が2試合のゴールを守った。

 指揮官は5月26日のメンバー発表会見で「(3人の)優先順位は決めていない。だれがスタートで出るかを聞かれても私も分からない」と、横一線を強調していたが、国内組よりも約1週間早く事前合宿から調整を続けてきた川島について「厳しいトレーニングをしてくれた。GKコーチともディスカッションしてきた。彼は野心を持って、先発を奪いたいという強い気持ちを見せてくれた」と評価した。

 ただ、これはあくまで現時点での判断。9月に開幕するW杯アジア最終予選に向けて、まだまだ競争を続けてほしいとの考えも示した。「だれが優先順位の1位かは決めていない。最終予選にかけて、まだまだ発展があると思う。みなさんは9月1日に優先順位の1位が見つかるのではないか。今のところだれが1位かを言うことはできない」。9月1日に行われるW杯アジア最終予選初戦のUAE戦でだれがゴールを守るのか。キリン杯の2試合が正GK争いの舞台にもなりそうだ。

(取材・文 西山紘平)