キューなし、台なしでも「リアル」VRビリヤードをやってみた

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新しく発売されたVRビリヤードゲーム「PoolNation VR」を、『Ars Technica』の記者がレヴュー。課題はあるものの、どんなビリヤードゲームよりもリアルな体験ができるという。

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PoolNation VR」は、仮想現実(VR)システムを使うリアルなビリヤードゲームだ。発売日は6月1日だが、『Ars Technica』はそのベータ版をプレイする機会を得た[原文掲載は5月29日]。

遊び方はまず、両手を構えることで、キューの位置を調整。次に、後ろの手に持ったコントローラーのトリガーボタンを押すことで、キューの位置と角度を固定する。赤で表示される焦点と、おぼろげな照準線が狙いを定めるのを助けてくれる(照準線をつけるかどうかはオプション)。

現時点での最大の問題は、画像が不鮮明なことだろう。ビリヤードは、目を細めて集中し、ショットを細かく調整するゲームだ。不鮮明な部分があれば、キューの位置や角度を定めるのが難しくなってしまう。

テーブルの周りを歩きながらショットの予測を立てたり(ちなみにテーブルの上も歩くことができる)、キューを使って最適なショットの角度を見たりすることはできる。しかしキューを構え、照準を合わせようとすると、画面が不鮮明で実際の角度がわかりにくくなる。そのため、現時点では照準線が欠かせない。

発売後、早めに追加してほしいのは、その場にいる数人で対戦ができる機能だ。いまのところ、複数で遊びたい場合はオンラインで他人と対戦するしかない。とはいえ、これまでに遊んでみたどんなビリヤードゲームよりもリアルな体験ができるのは事実である。

プレイできるVRデヴァイスは「HTCVive」のみで、「Oculus」などでは使用できない。本物のビリヤード台の価格と大きさを考えれば、800ドルのHTCViveも安いと思えるかもしれない。ゲーム価格は20ドル。