Apple Watchより革新的!Amazonの人工知能に話しかけて操作できる「CoWatch」が登場へ

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スタイリッシュで高性能、しかも価格が安い、そんな夢のようなスマートウォッチが発売されそうだ。クラウドファウンディングサービスで資金調達に成功した「CoWatch」が早ければ今月末から出荷される。

CoWatchは、クラシカルな腕時計デザインのスマートウォッチ
本体は金属製で、高級感あふれる円形のボディーは、ぱっと見ると普通の腕時計にしか見えないだろう。本体カラーはシルバーとブラックの2色で、お揃いの色のベルトは落ち着いた雰囲気だ。
時計の文字盤は多数の種類が用意されているので、気分やファッションに応じて変更することも可能だ。また歩数を計測したり、スマートフォンからの通知を受けたりすることもできる。
このあたりは他社のスマートウォッチとほぼ同じことができる。


スマートウォッチとしても高性能なCoWatch


CoWatchの画面サイズは1.4インチで、400ピクセルと言う高解像度ディスプレイが採用されている。Apple Watchが340ピクセルなので、それよりも高精細だ。
このため写真などを表示するときは、よりきめ細かく表示できるのである。また本体メモリは8GBあるので多くのデータが保存できる。だがCoWatchの特徴はその性能や外観だけではない。

CoWatchの注目ポイントは、アマゾンが提供する人工知能パーソナルアシスタント「Alexa」に対応する世界初のスマートウォッチであることだ。

CoWatchに
・今日の予定は?
・Aさんに電話
・タクシーを呼んで
などと話しかけるだけで、その指示に応じた操作を行ってくれるのである。
いずれは家電製品との連携も可能になり、外出先から「エアコンのスイッチを入れて」といった指示もできるようになる予定だ。アマゾンはこの分野の技術開発に力をいれており、将来は買い物から飛行機の予約まで、身の回りのありとあらゆることがCoWatchで出来るようになるかもしれない。


アマゾンの人工知能パーソナルアシスタント「Alexa」が音声の指示に対応してくれる


現在のスマートウォッチは、画面をタッチして様々なアプリを使うことができる。
しかしCoWatchはアプリの数や機能よりも、「Alexa」の音声コマンドで多くの操作ができることを売りにした清貧なのだ。
CoWathを腕にはめれば、画面をタッチしてアプリを探す必要は無い。
なにかやりたいことや、知りたいことがあれば、話しかけるだけで済むのである。


外出先から自宅の家電のコントロールも話しかけるだけでできるようになる


とはいえCoWatchは現在まだ開発中の製品だ。
騒音の多い人ごみの中でも使えるのか?
静かな図書館などでの小声指示でも認識するのか?
などなど、実用性がどこまであるのかは、製品が出てくるまで判断はできない。しかし非常に気になるスマートウォッチであることは間違いないだろう。

これからのスマートウォッチは、話しかけて操作する時代が到来するかもなるかもしれない。


山根康宏