31日、元慰安婦を支援する財団の設立準備委員会が発足した同日、元慰安婦のキム・ボクトンさんが「法的な賠償と心からの謝罪以外は受け入れない」と述べた。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真はソウルの慰安婦像。

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2016年5月31日、韓国・毎日経済によると、元慰安婦を支援する財団の設立準備委員会が発足した同日、元慰安婦のキム・ボクトンさんが「財団は必要ない。法的な賠償と心からの謝罪以外は受け入れない」と述べた。

キムさんはソウル市内で報道陣の取材に応じ、「私たちはもうじきこの世を去るのだから財団など必要ない。大統領が日本と協議し、私たちが謝罪を受けられるようにしてほしい」と主張した。

昨年12月に結ばれた日韓両国の合意に基づき、元慰安婦を支援する財団の設立準備委員会が同日、韓国で公式に発足した。両国は合意で、韓国政府が被害者支援財団を設立、日本がそこに10億円を拠出し、元慰安婦の名誉・尊厳の回復、心の傷を癒すための事業を行うことにした。

しかし、元慰安婦らは「両国が合意する過程で被害者の立場は考慮されなかった」と反発している。キムさんは「安倍首相が記者団の前で法的な責任を認めて謝罪し、賠償しなければならない。謝罪の意思がない金は受け取れない」と強調。また、韓国政府について、「私たちが数年間戦ってきたのは生活が苦しいからではないのに、日本とこそこそ協議をして、(謝罪の意思がない)金をもらってきた」と批判した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「正しい主張だ。被害者らにはいつまでも健康でいてほしい」
「韓国政府は10億円で民族のプライドを売った。いっそのこと、国民の寄付で10億円を集めよう」

「被害者らの声に耳を傾けるべき。日本政府は心を込めて謝罪しろ」
「大統領が言うべき言葉、すべき行動を被害者のおばあさんがしていることが悲しい。韓国政府は誰のために存在しているのか?」

「初めから韓国政府の頭の中に被害者らの姿はなく、日本に免罪符を与えることしか考えていなかった。常識の通じない韓国が正常に戻るのはいつごろだろう…」
「謝罪は被害者に直接するべき。大統領が代わりに謝罪を受けるなんておかしい」
「他の国とはあれこれ協定を締結してくるのに、最も近い日本とは慰安婦問題すら解決できない無能な韓国政府」

「政府は十分頑張った。もう終わりにしよう」
「過去の歴史を認められないのは被害者らの方では?慰安婦問題はすでに解決済み」
「慰安婦問題はもう飽きた。すでに補償は受けたし、韓国政府からも支援金が出ている。独立運動をした人ならまだしも…」(翻訳・編集/堂本)