どんな痛みがあるの?

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妊娠中にはホルモンバランスの変化や、体つきの変化によって、体のいろんな場所に痛みが現れます。代表的な痛みとそれに対処する方法をお伝えいたします。

■ 妊娠中に現れる痛み&対処法

◎ ポイント1:歯の痛みと対処法

妊娠と歯痛。一見まったく関係なさそうですが、実は妊娠すると歯の痛みに悩まされる人が多くいます。歯の痛みの原因の一つは歯周病です。妊娠中は女性ホルモンが急に増え、それが原因で歯周病菌がたくさん発生することがあります。それで歯の痛みが起きるのです。歯が痛くなったら歯医者で治療した方が良いです。ただし、妊娠初期で安定していないときは、よほど痛くならない限り治療は控えましょう。また出産が近づいた後期も予定日に近づいたら陣痛が起きるかもしれないので、やめておきましょう。歯周病以外でも、虫歯にもかかりやすくなってします。虫歯もまた、歯の痛みの原因です。他には妊娠性エプーリスというものがあり、妊娠中のホルモンバランスの変化によって、歯肉が腫れることがあります。歯医者に行く以外の対処法は、妊娠中でも使える歯痛薬(新今治水など)を使うか、氷で冷やして痛みを紛らわしてください。妊娠中は歯のトラブルにかかりやすいです。歯磨きをしっかりして、予防に努めましょう。

◎ ポイント2:腰痛と対処法

妊娠してお腹が大きくなると、よくあらわれるのが腰痛です。歩いている時だけでなく、寝ていても痛いということもあります。腰痛の原因は、出産に向けて骨盤がゆるくなることです。骨盤がゆるくなると、骨盤を支えるために腰の筋肉を使うので腰痛が起きます。腰痛を和らげるには、骨盤ベルトで骨盤を固定するといいです。お腹の下に巻いて使うので、お腹に負担なく痛みを軽減できます。また、血流が悪くなると痛みがひどくなるので、座りっぱなしや長時間同じ姿勢でじっとすることなく、ストレッチをするといいです。それだけでも、腰痛を改善できます。痛みが酷い時は無理して仕事や家事をせずに、十分に休養をとるようにしてください。さらに、運動不足も腰の痛みにつながるので歩いたり、マタニティヨガをすることをお勧めします。マタニティスイミングも、腰に負担なくできるのでお勧めです。ただし、激しい運動はおなかに負担がかかるので、無理のない範囲でゆったりと体を動かすようにしましょう。

◎ ポイント3:下腹部の痛みと対処法

妊娠中に現れる下腹部の痛みは、ホルモンバランスが崩れることによっておきたり、子宮が変化することによっておきます。痛みは生理痛に似た痛みで、人によっては下腹部だけなく、股関節や恥骨あたりに痛みを感じる人もいます。痛みを和らげるには、仕事や家事を控えてなるべく、ゆっくりと安静に過ごすことが一番です。また、体を冷やさないように足にブランケットをかけたり、内側から体を温める食材をつかった料理を食べたりしましょう。体を温めてくれるのは、カボチャやカブ、ネギ、牛肉や鶏肉、くるみなどの食材です。ビタミンCやビタミンE、タンパク質を摂取すると体が温まります。逆に、キュウリやレタス、大根、トマトは体を冷やすので、あまり食べすぎないようにしましょう。夏でも冷たい飲みものを飲みすぎたりせず、温かい飲みものを飲むようにするといいです。繰り返し使えるカイロなどを購入して、使用することもおすすめです。あまりに痛みが酷い時はガマンせず、病院で受診してください。薬は自分の判断でむやみに服用せずに、医者の判断を仰いで服用しましょう。

■ おわりに

妊娠中はいろいろとつらい痛みに苦しむこともありますが、痛みを和らげる方法を知っていれば少し安心できますね。また、予防できる痛みは予防することが大切です。

(著:nanapiユーザー・月影 編集:nanapi編集部)