27日、英紙はUBS Evidence Labの研究を引き、2025年までに「価格優位」にある中国重機メーカーの世界市場シェアが現在の7%から15%に高まるだろうと伝えた。資料写真。

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2016年5月27日、英紙フィナンシャル・タイムズはUBS Evidence Labの研究報告を引き、2025年までに三一重工(Sany Heavy)・中聯重科(Zoomlion)および徐工機械(XCMG)を含む中国重機メーカーの世界市場シェアが現在の7%から15%に高まるだろうと伝えた。

UBS Evidence Labによると、中国の重機メーカーは目下キャタピラーや小松製作所、さらにディア・アンド・カンパニーなどの世界的な巨大重機メーカーと市場シェア争いを繰り広げている。

スイスの金融機関・UBSのアナリストであるスティーブン・フィッシャー(Steven Fisher)氏は「中国人は今まさに欧米市場に攻勢をかけているところであり、彼らが全力でやるならば、恐らく市場シェアを奪い取れるだろう」と語った。さらに中国重機メーカーの最大の競争優位は相対的に低いコストであり、彼らは欧米市場で高級ブランドよりも15%から40%低い価格で同様の製品を提供できると指摘した。

現在欧米では中国ブランドの販売業者はその数がまだ少ない。フィッシャー氏は「中国人が直面する最大の運営課題は販売業者のためにアフターフォローを提供していくことで、とりわけ十分な数の部品を迅速に供給可能にすることだ」と言う。そして「全体的に言うと、中国製品がキャタピラーやディア・アンド・カンパニーと正面から競争できるとは思わないが、しかし基礎的な製品が比較的低価格であれば、恐らく最終的に高級ブランドに圧力をかけることになるだろう」と補足した。

報道によると、UBS Evidence Labが行った1万5000に上る販売業者に対する調査では、中国重機メーカーは市場シェアのさらなる拡大に強い興味を示しており、こうした姿勢が続くならば、今後10年間に毎年海外で約1%ずつシェアを広げていけるとした。これにより、欧米や日本の巨大重機メーカーの利潤は徐々に奪われていくとUBSの研究報告は分析している。(翻訳・編集/矢野研介)