現状を変えるべきか変えざるべきか?仕事のマンネリ化&スランプを克服する方法

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仕事に対するやる気が湧かない場合、いくつか原因が考えられるけれど、よくある原因のひとつが“マンネリ化”。同じ仕事を何年も続けていると、仕事に飽きてきてやる気を失うことがあるもの。

もうひとつ、よくある原因として挙げられるのが“スランプ”。これまでできていたことがうまくできない、がんばってもうまく行かない、上司や取引先からダメ出しばかりされる…そんなことが続くと、自信を失い、やる気が起こりにくくなる。

働く女性にアドバイスする書籍を数々執筆してきた有川真由美さんは、「マンネリ化とスランプは、克服する方法が正反対になります」とアドバイスする。

では、仕事のマンネリ化とスランプは、それぞれどうすれば乗り切ることができるのか、その方法を教えてもらおう。
◆マンネリ化は仕事に変化を与えることで乗り切る

仕事がマンネリ化してしまうのは、仕事内容に変化がないためだけれど、誰かが仕事を変えてくれることを待つのではなく、自分で仕事に変化を与えて。作業をスピードアップさせるためにパソコンソフトの使い方を工夫してみる、「○分以内にこの仕事を終わらせる」といった目標を作るなど、小さな変化でもマンネリ化の解消につながる。

「現状を変えることに抵抗がある人は、変化にともなうリスクを恐れているのかもしれません。ですが、同じことを続けると必然的にモチベーションが下がり、職場での評価が上がらず仕事が楽しくなくなってしまうため、結果的には変化しないことのほうがハイリスクなのです。現状を変えられるのは自分だけなので、自分から仕事に変化を加えてみましょう」(同)

◆スランプは現状を変えずにじっと待つことで乗り切る

なにをやってもうまく行かないというときは、ジタバタともがきたくなることも。でも、「今までとは違うやり方にしなければ」と現状を変えようとすればするほど、悪循環に陥ってしまうのだそう。「これまでできていたんだから、またできるはず」と自分を信じて、同じやり方を続けるのがおすすめだと、有川さん。

「時間があるなら、休みをとって仕事とはまったく関係のないことに没頭してみるのもいいでしょう。本を読んだり、映画を観たりして感動すると、気分がリフレッシュされて仕事へのモチベーションが回復し、うまくいくことが多いのです」(同)

働く女子なら誰もが、マンネリ化やスランプを経験する可能性があるもの。そんなときは、現状を変えるべきか変えないべきか、しっかり見極めて次の一手を打とう。

有川真由美
作家・写真家。化粧品会社事務、塾講師、科学館コンパニオン、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリーカメラマン、新聞社広告局編集者など、多くの職業経験を生かして、働く女性のアドバイザー的な存在として書籍や雑誌などに執筆。46か国を旅し、旅エッセイも手がける。著書は『「働く女(ひと)」の77のルール』『いつも仕事がうまくいく女の41のリスト』(以上、PHP研究所)ほか多数。5月26日に『「がんばる」を手放すための本』(河出書房新社)を発売。