ブラジル、そしてネイマールとの対決を楽しみにする遠藤「良い試合をして五輪へ」

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 U-23日本代表がリオデジャネイロ五輪に向けての最終テストマッチとして、7月30日にブラジル・ゴイアス州ゴイアニアでU-23ブラジル代表と国際親善試合を行うことが決定したのを受け、同代表キャプテンでもある日本代表MF遠藤航(浦和)が取材に応じた。

「(大会前に)強いチームとやっておいたほうがいいと思う。(開催国の)ブラジルは負けられないという状況だと思うので、力を発揮してくるはず。そこにしっかり対抗し、良い試合をして本大会に臨みたい」

 ブラジルはすでにオーバーエイジ枠としてFWネイマール(バルセロナ)の招集を発表している。言わずと知れた世界屈指のストライカーであり、地元の大英雄。華麗なテクニックとスピード、どこからでも狙えるシュート力はリオ五輪全体の“目玉”ともいうべき質の高さだ。

 U-23日本代表ではボランチとしてプレーする遠藤。ネイマールとマッチアップする場面はおそらく多いが、臆する様子はない。「独特なボールの持ち方など、情報はいっぱいある。対応の仕方などイメージはできると思います」。映像などで研究を重ねながら、遠藤なりの視点でネイマールとのマッチアップに活路を見いだそうとしている。

 日本代表は12年から14年まで3年連続でブラジルと国際Aマッチで戦ってきたが、残念なことにまったく歯が立たなかった。特にネイマールには毎回必ずゴールを決められており、完全にネイマールにやられている印象だ。

 0-4で敗れた12年10月16日のポーランドでの親善試合では、ネイマールが2得点。13年6月15日のコンフェデレーションズ杯(ブラジル・ブラジリア)では開始3分でネイマールに先制点を奪われ、0-3。さらに14年11月14日にシンガポールで行われた親善試合では、ネイマール一人に4ゴールを決められ、0-4で敗れる屈辱的な敗北を味わっている。

 U-23日本代表としても、ここはA代表の教訓を生かしたいところ。「A代表のメンバーからも情報を得ようと思うか」との質問を受けた遠藤は「これから聞けたら聞こうと思います」と即答していた。

(取材・文 矢内由美子)