ポッコリお腹の原因は“猫背”だった!姿勢を変えて美ウエストに★

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「ダイエットしたのに、お腹がポッコリしてる…」「お腹まわりについた脂肪が落ちない…」なんて悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

もしかすると、そのぽっこりお腹の原因は“姿勢”かもしれませんよ。

今回は、悪い姿勢とぽっこりお腹の関係、そして、日々の生活でキレイな姿勢をつくるポイントを紹介します。
姿勢が悪いとポッコリお腹になる
人間の身体は、肋骨や内臓が身体の前面にあるため、常に前方向に重みがかかり、猫背になりやすい構造になっています。

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まずは、今すぐ簡単にできる“猫背チェック”を紹介したいと思います。固い床に仰向けに寝転んでみてください。そのとき、両肩が床につかない方は猫背要注意です!

猫背になると腹筋が使われなくなり、衰えた腹筋周りに脂肪がついてぽっこりお腹になってしまいますよ。

また、脇腹の筋肉が衰えると内臓が下がり、効果的に消化や代謝ができず太りやすい体質を作る手助けをしてしまうのです…。

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このぽっこりお腹を解消するポイントは“背筋”です。背筋を鍛えることで、前方にかかる重さに耐え姿勢を正すことができます。

これからの薄着の季節を前に、ブラジャーからはみ出るお肉対策にも、背筋を鍛えるのはオススメですよ。
姿勢が悪いと骨盤が歪む
続いて、骨盤が歪んでいるかをチェックしてみましょう! まず、太ももをできるだけ高く上げて、1分間その場で足踏みをしてみてください。足踏みを始めた地点よりも1メートル以上動いていたら要注意です。

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骨盤は私たちの内臓や子宮を守るような位置にあります。そして、背骨や股関節とも繋がっているので、骨盤が歪むことでさまざまな悪影響を体に及ぼすのです。

女性を悩ませる冷え性も骨盤の歪みが原因かもしれません。骨盤の歪みにより内臓の働きが弱くなり、それによって代謝が落ちて血液循環が上手くいかなくなると、冷え性になってしまうのです。

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代謝とは、私たちが寝ていても消費される、食べた物などからエネルギーに変える働きのこと。

体が冷えることで、一層消化活動も効果的に行われず、太りやすい体を作ってしまうのです。

しかし、骨盤の歪みや猫背も、正しい姿勢を意識することで日々の生活の中で直していくことができます。

では、早速正しい姿勢の作り方を紹介していきましょう。
座っている時の正しい姿勢の作り方
正しい座り方で大切なことは、背もたれを使わずに腰を立たせて座ること。胸を張っておへそをやや前に出すイメージです。

さらに、くびれを作りたいときは、お腹と背中がくっつくイメージで下腹部をへこませます。

すると、わき腹にある腹横筋を働かせた状態になり、インナーマッスルを鍛えることができるのです。

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自宅でも、バランスボールを使って練習をしたり、仕事中でも1時間に1回と決めて、座り方をチェックするのも効果的でしょう。
立っている時の正しい姿勢の作り方
立ち姿勢で大切なことは、頭のてっぺんから糸で吊るされているような状態を保つことです。まずは壁などを使って、身体の芯が真直ぐかチェックしてみてくださいね。

最初に、壁にかかとをつけて、お尻・肩甲骨・頭も壁につけます。次に、軽く顎を引いてまっすぐ前方を見ます。そして、お尻の穴を締め、内ももを軽く内側に寄せてからお腹をひっこめてください。これで正しい姿勢の出来上がりです!

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姿勢を正すだけで、体のラインやお腹まわり、冷えまで改善できるのは嬉しいですよね!  また、姿勢がよいと見た目年齢も若々しくなりますよ。

日々の意識によって美ウエストになれるので、姿勢トレーニングをしていきませんか?

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<プロフィール>

宮村さき

美容ライター/コスメコンシェルジュ。

外資系コスメの元トップ販売員。売上1位の実績から、スタッフへのスキンケア研修なども行う。コスメコンシェルジュの資格を取得後、美容コンテンツ制作会社へ入社。編集業務に従事する傍ら、自身の経験を活かした美容テクニックをコラム等で紹介している。

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