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三菱航空機は5月31日、次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi RegionalJet)に関するWEB情報発信ツール「MRJ Newsletter」第13号にて、5月のトピックスを発表。主要7カ国首脳会議(G7伊勢志摩サミット)に合わせて中部国際空港(セントレア)へ初飛来した他、5月31日には飛行試験機2号機の初飛行を実施した。

三菱航空機と米・三菱航空機は9日〜11日、ノースカロライナ州シャーロットで開かれた RAA(Regional Airline Association)の年次総会へブース出展し、開発に関する記者会見・モックアップ展示を実施。会見では北米での飛行試験計画の説明を行い、その中で試験の開始を前倒し、2016年夏にもワシントン州モーゼスレイクへのフェリーフライトを目指す意欲を示した。

三菱航空機は18日、航空機リース会社や金融機関を中心とする国際団体/ISTAT(International Society of Transport Aircraft Trading)が東京で開催したカンファレンスにおいて、MRJプロジェクトの現状、マーケット環境、投資価値等を発表。同社の森本浩通社長は、「MRJは日本製の航空機ですが、プロジェクト展開およびマーケティング活動はグローバルです。先日、LOIを締結したリース会社のAerolease社に続き、世界のリース会社の皆さまにその価値を認めていただけるものと確信します」とコメントした。

24日にはG7の開催に合わせ、愛知県が企画した先進技術のPR展示に協力。中部国際空港へ2泊3日のショートトリップを行った。MRJが拠点を置く県営名古屋空港以外に着陸するのは、これが初めてとなった。各国首脳が空の玄関として利用したセントレアにて機体を披露したほか、給油などの地上オペレーションが行われた。

31日には飛行試験機2号機の初飛行を実施。赤いラインが特徴の2号機は、10時04分に名古屋空港を離陸して太平洋上空2万7,500ft(約8,400m)へ向かい、最高時速250kt(約460km/h)にて、基本的な飛行特性を確認する、約130分間のフライトを行った。2号機は今後、機体の性能確認を目的とし、飛行試験を重ねていく。

1号機は約1カ月の計画改修を終えて、5月13日から飛行試験を再開しており、2機体制となった飛行試験では、これから複数回/日のフライトも実施していく予定となっている。MRJは今後、2016年内に米国飛行試験、2017年にTC(Type Certificate: 型式証明)飛行試験、最終審査を経て2018年にANAへ初号機を納入する見通しとなっている。

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