日本人は仕事が好き・・・そんなイメージを、中国人を含む外国人の多くが抱いているようである。定時に退社せず夜遅くまで会社に留まる残業時間の多さを見れば、そのようなイメージを持たれるのも頷ける。中国メディア・青年商旅報は27日、「日本人はどうして残業を愛するのか」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本人は仕事が好き・・・そんなイメージを、中国人を含む外国人の多くが抱いているようである。定時に退社せず夜遅くまで会社に留まる残業時間の多さを見れば、そのようなイメージを持たれるのも頷ける。中国メディア・青年商旅報は27日、「日本人はどうして残業を愛するのか」とする記事を掲載した。

 記事は、労働時間の長さが日本企業において長きにわたる欠点であり続けており、各企業が様々な制度を打ち出して働き過ぎを抑制しようと試みてきたが、この20年間の日本人の総労働時間数に大きな変化はみられておらず、「制度の効果はほとんど出ていない」と説明。フレックスタイム、在宅勤務、さらには強制的な照明オフ、罰金制度、ノー残業デーといったあらゆる手段が徒労に終わっている現状を伝えた。

 そのうえで、日本の専門家が日本において残業が減らない理由として「残業時間が長くなるほど出世の機会が多くなる」という傾向が日本企業の中に存在する点を挙げたことを紹介。「退勤して自宅に帰っても、やることがない」ことも大きな理由であると指摘したことを伝えた。そこには、「多くの日本人男性は遅く帰ることを理由に、家事をやらない」という背景があり、女性も早く帰れば家事をやることになるため、むしろ残業したがる傾向がみられることを説明した。

 日本国内の企業において日々繰り広げられている残業。もちろん、業務上致し方なく残業しているワーカーが多数存在する事は前提として、それ以外の理由で行われている残業を全部省いたら、一体どれほど残業時間や労働時間は短縮されるのだろうか。「なんとなく残業」や、業務上必要性の低い残業を減らすためには、会社内の制度だけでなく、社会全体の仕組みや観念を変えていく必要がある。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)