30日午前10時ごろ(現地時間)、パキスタン南部にある同国最大の都市・カラチで爆弾による襲撃事件が発生し、中国人エンジニア1人と現地人2人が負傷した。資料写真。

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2016年5月30日午前10時ごろ(現地時間)、パキスタン南部にある同国最大の都市・カラチで爆弾による襲撃事件が発生し、中国人エンジニア1人と現地人2人が負傷した。環球時報(電子版)が伝えた。

現地警察によると、中国人エンジニアは軽傷で容体は安定している。米ボイス・オブ・アメリカは報道で、爆発現場から「シンド州の自然資源は外国人が握っている」と書かれた紙きれがあったことから、爆発は中国人エンジニアを狙った可能性があると指摘している。

約500グラムの爆弾は道路の緑地帯に隠されており、リモコンで操作し爆発させていたという。

現地メディアは、「シンド州自由軍」と名乗る組織が今回の爆発を計画したと発言している」と報じている。

現在パキスタンでは、中国西域からパキスタン北部を経由してアラビア海への出口となるグワダル港まで高速道路や鉄道、空港やパイプラインを建設するプロジェクト「中国パキスタン経済回廊(CPEC)計画」が進められており、多くの中国人が現地で同プロジェクトに従事している。今回の爆発事件に関してパキスタンの政府関係者は、「爆発事件は外国勢力が関与している。中国とパキスタンの友好関係を破壊するのが目的だ」と述べている。(翻訳・編集/内山)