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雪印ビーンスタークはこのほど、「むし歯と歯周病に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は5月7日〜10日、1〜5歳の子どもを持つ25〜45歳の親(男女400人)を対象にインターネットで実施したもの。

現在、子ども(2人以上の場合は上の子に)にむし歯があるか尋ねたところ、13.8%が「ある」と回答した。子どもの歯みがきはいつから始めているかという問いに対して、最も多い回答は「1歳未満」(51.5%)だった。「まだ始めていない」(3.3%)を除き、96.7%が1歳代で歯磨きを始めている。

パパ・ママ両方に、妊娠をきっかけに歯医者に行き、歯周病やむし歯の検診を受けたか尋ねると、27.5%が「(ママが)妊娠期間中に受けた」、18.3%が「(ママが)妊娠前に受けた」、12.0%が「(ママが)出産後に受けた」と回答した。受診結果について聞くと、35.3%が「むし歯だった」、11.5%が「むし歯と歯周病だった」、5.9%が「歯周病だった」と答えている。

年代別にみると年齢が若いほど、むし歯や歯周病にかかっている割合が高いことがわかった。むし歯の割合は25〜29歳が最も多い。男女別に見ると、歯周病は男性は19.6%、女性は15.5%、むし歯は男性が40.1%、女性は52.8%となり、歯周病は男性が多く、女性はむし歯が多い傾向が見られた。

「産婦人科診療ガイドライン 産科編2014(日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会)」には、「歯周病合併妊婦では早産あるいは子宮内胎児発育不全による低出生体重児出産の危険が高いという報告がある」と記載されている。そこで、母親の歯周病が早産につながる可能性があることを知っているか尋ねたところ、66.3%が「知らない」と回答した。

また、歯周病は糖尿病、動脈硬化、心筋こうそく、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)につながることも指摘されている(日本歯科学会のWEB サイト内「テーマパーク8020」より)。8020推進財団(2007年)は、「歯周病と生活習慣病の関係」で、歯周病と骨粗しょう症の関連性についても発表している。

しかし、これらの疾病について「歯周病も関わるとされているものはどれだと思うか」と尋ねたところ、42.8%が「この中にはない」と回答した。歯周病と疾病との関係があまり知られていないことが明らかになった。

(フォルサ)