30日、中国の洗剤メーカーのCMが「人種差別」と批判を受けた問題で、同CMにパクリ疑惑まで浮上した。同社は28日に謝罪声明を発表している。

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2016年5月30日、北京青年報によると、中国の洗剤メーカーのCMが「人種差別」と批判を受けた問題で、同CMにパクリ疑惑まで浮上した。同社は28日に謝罪声明を発表している。

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問題となったのは[イ肖]比という洗剤メーカーのCMで、中国人美女が黒人男性の口の中に固形洗剤を入れ、洗濯機に押し込む。洗い上がって出てきたのは中国人男性だった、というものだ。このCMは国内外のネット上で話題となり、動画サイトの再生回数は100万回以上にも達した。多くのネットユーザーは「人種差別の疑いがある」と批判的に見ているようだ。

しかし、問題はこれだけではなかった。このCMが、2006年に同じく「人種差別」との批判を受けたイタリアの洗剤メーカーのCMと、音楽やストーリーが酷似していることが判明。人種差別だけでなく、パクリ疑惑まで浮上することとなった。

騒動を受け、[イ肖]比は28日夜に中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で声明を発表。「人種差別の意図はない。皮膚の色は価値の基準ではなく、人種差別には徹底的に反対・避難する立場を取っている」としながらも、「責任逃れはしない」とCM放送を中止したことを説明。「CMの拡散、および世論の行き過ぎた誇張により、アフリカ系の方々を傷つけてしまったことをお詫びします。ネットユーザーやメディアがこれ以上拡散したり、深読みしたりしないように願っています」とした。(翻訳・編集/北田)