Doctors Me(ドクターズミー)- いつかの妊娠のために…「エア妊活」を意識する女性が増えている?

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Doctors Me編集部です。

「エア妊活」という言葉があるようです。
今は妊娠したいと思わなくても、いつか妊娠するときに向けて身体を整えることを指す言葉なのかなと感じました。いつかの妊娠のために、いまから意識することはどのようなことなのでしょうか。

いつかのための妊活について知りたい! ということで、今回はキュアクリニック恵比寿 院長の上田先生にお話を伺いました。

Q.妊娠しやすい身体とは、ずばりどのような身体でしょうか。

妊娠しやすい身体とは、心身ともに健康な身体です。
まずは自分の身体のことを大切にして、きちんとケアをすることが重要です。

生理不順やデリケートゾーンのかゆみ、おりものの異常などは、疲れがたまっている、心身が限界に近づいているという身体のサインでもあります。ご自身の体調に耳を傾け、ストレスを抱えすぎないように気を付けてください。仕事や育児で自分を追い込みすぎないようにしましょう。

Q.「妊娠しやすい身体」と「心身ともに健康な身体づくり」で共通していることはあるでしょうか。

心身ともに健康な場合、身体は正常なホルモン分泌が促されます。ホルモンバランスを整えることでより妊娠しやすい身体になります。

女性の身体はとても繊細で、些細なきっかけでホルモンバランスが狂ってしまう方はたくさんいらっしゃいます。ジョギングなどの運動を行うのはとても良いことですが、頑張りすぎてしまうと、排卵が止まってしまうなど、逆効果になることもあります。

ストレスの上手な発散法や忙しい中でもできるだけ質の良い睡眠時間をとることから心がけるといいと思いますよ。

Q.「いつかは妊娠したい」と思っている人が、今から気をつけるべきことはあるでしょうか。

いつかは妊娠したいと思っている場合、まずは身体を冷やさないようにしましょう。
冷えは万病の元といいますが、外来診療を行っている中で、その関連性を感じることが多くあります。足下、お腹などの下半身が冷えている方は、不妊で悩まれている方や婦人科疾患の方が多い印象です。
冷たい飲み物を控えて、常温の飲み物を摂るようにするのもおすすめです。生姜などをお食事に取り入れるのも良いですね。

また、かかりつけの婦人科をつくっておくことも重要です。婦人科に行くことに抵抗がある方も多いですが、医師としては気軽に受診していただきたいです。

基礎体温をつけてみるのもおすすめです。今はスマートフォンと連動して記録をしてくれる基礎体温計も販売されています。生理前は、飲み会などを控えてお家でゆっくりアロマを焚いて過ごすなど、ご自身のサイクルにあわせて予定を組むのも良いですね。

最近は、高周波を用いた医療機器を使って、膣のケアをする方も増えてきました。
治療(医療機器による膣のケア)により、正常なpH値である4.5〜5.0に近づけ膣内環境を整えることができるため、臭いやおりもの量の改善、膣の潤いを取り戻す効果などが期待されています。わたしのクリニックでは妊活にも有効ではないかと考えて、治療モニターのご協力を募っています。

最後に医師からアドバイス

まとめますと、自分のためはもちろん、未来の子どものためにも自身の身体を大切にすることを意識して生活することが大切ということですね。

冷やさないこと、ストレスをためないこと、無理をしないこと。
もし、まだ子どもを欲しいと思わなかったとしても、月経不順や女性器の悩みを放置してはいけません。

月経の周期に合わせて行う月経不順の治療や不妊治療は、どうしても時間がかかるものです。
子どもがほしくなった時に、貴重な時間を無駄にしないためにも、普段から身体を整えておくことはとても大切ですね。

婦人科の悩みがある方は、将来のためにも早めの受診をおすすめします。

編集部より本日のまとめ

上田先生のお話をうかがっていて、妊娠がどうこうという前に自分の身体を大事にしなければと思いました。

わたしの周りでも「そのうち子どもほしいんだよね」や「いつかは子どもがほしい」という会話が最近増えています。「あのときちょっとでも気をつけておけばよかった」と後悔しないように、まずは少しずつでも自分の身体に耳を傾けてみようと思いました。

生理不順が続いている方や婦人科系のお悩みがある方は、ご自身の身体のためにも一度婦人科を受診してみてはいかがでしょうか。