30日、台湾内政部の葉俊栄部長は日本最南端の無人島「沖ノ鳥島」の扱いをめぐり、「島ではなく、岩礁」との認識を示した。写真は台湾地図。

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2016年5月30日、台湾内政部の葉俊栄(イエ・ジュンロン)部長は日本最南端の無人島「沖ノ鳥島」の扱いをめぐり、「島ではなく、岩礁」との認識を示した。環球網が伝えた。

この日開かれた立法院内政委員会で出た「沖ノ鳥は岩礁か、それとも島か?」との質問に答えたもので、当初は「内政部の業務範囲を超える」としたものの、その後「基本的には岩礁だ」と発言、「岩礁は排他的経済水域(EEZ)の設定対象にはならない」と指摘した。また、同氏は尖閣諸島問題に関し「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は台湾の領土」と答えた。

沖ノ鳥島をめぐって馬英九(マー・インジウ)前総統は「島ではなく岩礁で、日本にEEZを設定する権利はない」と主張していた。しかし、今月20日に発足した蔡英文(ツァイ・インウェン)政権は沖ノ鳥島の定義に関して「法律上、特定の立場を取らない」との姿勢を示したため、「前政権に比べ、日本に対し極めて友好的」との指摘が上がっていた。(翻訳・編集/野谷)