27日、中国企業がこのほど知的財産権侵害で米国企業を告訴した。特許出願数では米国を抜く世界一となった中国。中国企業が知的財産権侵害で海外企業を訴える時代が到来しつつある。資料写真。

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2016年5月27日、参考消息網によると、中国企業が知的財産権侵害で米国企業を告訴した。

特許や商標侵害といえば中国企業の十八番というイメージがあるが、現在状況は変わりつつある。中国企業が知的財産権侵害で米公企業を告訴する事例が増えつつあるのだ。その象徴となるのがホバーボードをめぐる特許訴訟だ。

ホバーボードとはタイヤ付きのスケートボードのような形をした電動機器。多くの企業が製品を販売しているが、中国の杭州騎客智能科技有限公司と中国系米国人のシャネー・チン氏が特許を保有していると主張している。シャネー・チン氏から特許を取得した米レイザー社は3月に特許侵害で他社製品の販売差し止めを申請したが、杭州騎客智能科技有限公司は5月19日、特許侵害でレイザー社を訴えた。

中国企業が知的財産権を侵害して米企業に訴えられる。これまでおきまりだった構図が崩れつつある。2014年の特許申請数は米国の58万件に対し中国が93万件と大きくリードしている。企業別の特許申請数世界一は中国のファーウェイだ。今後は中国企業が米国企業を訴えるケースが増えていくことになりそうだ。(翻訳・編集/増田聡太郎)