仕事が忙しくなるほど、「部屋の乱れは心の乱れ」と言わんばかりの“汚部屋”になっていませんか?

昨今の整理整頓・お片付けブームで、物が無い、スッキリ整った部屋を雑誌などでよく見かけますよね。しかし、いざ片付けようと思っても重い腰が上がらないのは、あなただけではないかも……。

そこで今回筆者は、無印良品が主催したイベント『無印良品とはじめる整理収納セミナー』に参加してきました。収納のプロである整理収納アドバイザーの梶ヶ谷陽子さんとインテリアアドバイザーマネージャーの横山寛さんから、整理・収納のコツを伺ってきたのでご紹介します。

■整理収納セミナーに参加した動機とは…?

1日で定員200名という同イベントに申し込んだ人たちは、どのような動機だったのでしょうか?

アンケート調査を実施したところ、以下のような結果に……。

5位・・・引っ越しやリフォームを考えている(9.0%)

4位・・・家族構成の変化(10.0%)

3位・・・家族の環境の変化(12.0%)

2位・・・無印良品のセミナーだから(19.0%)

1位・・・片付けが苦手(37.0%)

多くの人が片付けに対する苦手意識を持っていることが分かりますね。家族が入学して新しい環境に変わったり、出産や独立など様々な“変化”のタイミングが整理収納のきっかけとなるようです。

では実際に、収納のプロから見た”片付けられない人”がやりがちなNG行為を探ってみましょう。

■“片付けられない人”に多い3つのNGとは?

(1)完璧主義すぎる

「片付けをする時、まず最初にすべきことは、“固定観念を捨てること”です。

整理収納とはスッキリ整っている状況が必ずしも正解ではなく、家族が好きなことを好きな時にできたり、疲れた時は思う存分ダラダラできるような、それぞれの“願いが叶っている”ことが大切なんです」(梶ヶ谷さん)

人によって「感じ良いくらし」のイメージは違うので、完璧主義な固定概念を捨てることから始めましょう。

(2)物が捨てられない

いくら家族が好きなことをできる環境であっても、余計な物で溢れているのは好ましくありません。しかしお客様と接客する中で「物を捨てられない」という悩みを聞くことが実際多いという横山さん。

「例えば衣類であればネットで売ったり、SNSで友人に欲しい人がいるかどうか発信することも可能です。それこそ宅配の引き取りサービスを利用するなど、物を捨てる方法はたくさんあります」とのこと。

様々な方法の中から、自分に合ったものを見つけてみてくださいね。

(3)“片付け“に拒否反応を抱いている

特に高齢の方は、片付けという言葉自体に拒否反応を抱きやすい人も少なくないそう……。そんな時に梶ヶ谷さんは、物を捨てることをアピールするのではなく「物が旅する手放し方」を提案しています。

上記で紹介したようなリサイクルの場合、人に譲るには物も“健康な状態”にしてあげる必要がありますよね。なので物を買う段階から「安いから買うんじゃなくて、本当に長く付き合えるかを考えて慎重に選ぶようになります」とのこと。

必要なものを、必要な分だけ揃える習慣こそが、整理収納を継続するポイント!

片付けが苦手だという意識がある人ほど、物と真剣に向き合うチャンスです! インテリアアドバイザーに相談するのもひとつのテク。まずは、3つのNGポイントを見直して、夏を迎える前にお片付けしてみませんか?

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