2020年の東京五輪開催に向け、日本国内において様々な変化が起こりつつある。中国メディア・界面は27日、日本政府が「世界で最も美しいパスポートを作る」計画であると報じた。(イメージ写真提供:123RF)

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 2020年の東京五輪開催に向け、日本国内において様々な変化が起こりつつある。中国メディア・界面は27日、日本政府が「世界で最も美しいパスポートを作る」計画であると報じた。

 記事は、パスポートが「出国の際に必要な身分証であり、一般的に厳粛なイメージ。ロマンティックなムードを帯びさせるのは難しい」と説明。そのうえで、「デザインを熱愛する日本人が、厳粛な身分証にアート性を添え、より『日本の味』を出そうとしている」とし、20年の東京五輪開催を前に外務省がパスポートのデザイン変更を発表、中のページに葛飾北斎の「富嶽三十六景」の柄をプリントした紙を採用することとなったと伝えた。

 そして、葛飾北斎が江戸時代に活躍した、日本を代表する浮世絵師であることを紹介するとともに、パスポートでは「富嶽三十六景」から24点の作品が選ばれ、左右のページで異なる図柄になるよう配置される予定であること、19年には使用が開始される見込みであることを併せて紹介している。

 記事はまた、アート性のあるパスポートのデザインとして、ノルウェーが14年10月に同国の美しい山河のイラストをページに採用、紫外線のライトに当てると月や星、オーロラといった夜景に様変わりするとうロマンティックなデザインとなっていることを紹介。「しかし、ノルウェーのパスポートはどうやら日本のパスポートに負かされてしまったようだ」と評した。

 パスポートは、単に身分証としての役割のほかに、国外における自国の「顔」にもなるものと言える。各国に入国する際、あるいは現地のホテルにチェックインする際などに、日本の伝統文化を代表する絵画作品を見てもらうというのは、日本文化の更なる宣伝にもつながるし、日本人としても誇らしいことではないだろうか。これから、世界各国のパスポートがそれぞれの文化や芸術をふんだんに盛り込んだデザインに変わっていけば、各国のパスポート比較がより楽しくなる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)