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Rustコアチームは5月26日(現地時間)、「Announcing Rust 1.9 - The Rust Programming Language Blog」において、プログラミング言語「Rust」の最新版となる「Rust 1.9」の公開を伝えた。Rustは安全性、実行速度、並列処理性などに注力したプログラミング言語。「Rust 1.9」の主な注目ポイントはGithub rust / RELEASE.md - Version 1.9.0 (2016-05-26)にまとまっている。

「Rust 1.9」の主な注目点は次のとおり。

・std::panicモジュールの安定化とpanic::catch_unwind() APIの導入
・非推奨となったAPIを明示するための#[deprecated]属性の追加
・標準ライブラリのバイナリターゲットに新しくmips-unknown-linux-musl、mipsel-unknown-linux-musl、i586-pc-windows-msvcを追加
・特定のパターンにおけるコンパイル時間の劇的な改善
・実行の高速化を実現するspecialization機能を実験的に導入(今後のリリースで本格的に採用)
・より多くの関数を標準ライブラリに追加

RustはこのところのリリースでAPIの安定化が進むとともに、高速化を実現するための技術の実装が進んでいる。今後のリリースでさらに性能の向上が期待でき、注目される。

(後藤大地)