27日、中国の最高人民検察院は、未成年者のかかわる事件の過去30年の推移について発表した。校内暴力が増加し続けているほか、凶悪事件も増えている。写真は中国のいじめの現場(資料写真)。

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2016年5月27日、中国の最高人民検察院は、未成年者のかかわる事件の過去30年の推移について発表した。校内暴力が増加し続けているほか、凶悪事件も増えている。京華時報が28日付で伝えた。

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検察当局の発表によると、03〜15年に中国各地の検察機関が扱った未成年の犯罪容疑者は92万人余りに上るという。

最高検察院未成年検察工作弁公室の史衛忠(シー・ウェイジョン)副主任は、近年、学校内におけるいじめや恐喝などの暴行事件が増加傾向にあると話す。校内暴力はグループ性が強く、中には深刻な結果につながる残忍な手段がとられることもあり、社会的にも問題視されるようになっている。また、14歳未満が殺人や性的暴行などの凶悪犯罪を引き起こす事件もたびたびニュースで報じられている。

校内暴力や少年の凶悪事件が増加していることを受け、刑事責任年齢を引き下げるべきだとの声も出ている。だが史副主任は、改正には膨大な検証と研究を要すると指摘している。(翻訳・編集/岡田)