山頂からの絶景を気軽に楽しめる

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ハイキングの魅力といえば、山頂などから見る美しい景色!その絶景を初心者でも楽しめるのが、愛知県豊根村にある茶臼山。春の芝桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、オールシーズン楽しめる茶臼山は、総合案内所までは車でアクセス可能。道中には多数のベンチが置かれ、整備された登山道があるのも安心だ。

【写真を見る】観光リフトを使って、満開の芝桜を見に行くことも!

そんな、気軽に楽しめる茶臼山の定番ハイキングコースをたどってみよう。

まずは茶臼山への登山口がある第2駐車場から西登山ルートへ。なだらかな斜面をしばらく進むと、一面に芝生が広がる自由の広場に出る。多数のベンチが点在しているので、体力を温存しながら進もう。

広場を抜けたら本格的な登山道が始まり、傾斜がきつくなる。道の表面に露出している木の根に注意!急勾配の丸太階段そばの見晴台で一休み。

山頂まで残り約300mの地点からは、一番の難所とされる「胸突き八丁」と呼ばれる道に突入。急勾配の上り坂なので、無理せず休憩しながら進んで。

急勾配を抜けると、クマザサに囲まれた歩きやすい道が山頂まで約100m続く。山頂の木製の展望台から見える愛知県側の眺望に癒されよう。5月中旬から6月上旬までは、萩太郎山山頂の芝桜を見られる。

絶景を満喫した後は、ケガのないように下山を。雷岩と呼ばれる大きな岩のそばを森の広場の方向へ進むと、細い自然道が徐々に広がって平坦になり、樅(もみ)の丘に続く。森の広場方向へ行くための分岐がわかりにくいので、注意しよう。

体力が余裕があれば、芝桜の咲く萩太郎山にも登ってみては。また、山頂へは観光リフトを使って行くことも可能。愛知県最高峰、標高1358mの萩太郎山山頂には、約2万2000平方メートルの敷地に芝桜が咲き誇る。満開の芝桜に思わずうっとりしてしまうだろう。

夏本番になる前の、今こそ楽しめるハイキング。ぜひ挑戦してみよう!【東海ウォーカー】