28日、観察者網は記事「今後は沖ノ鳥岩礁での漁業には五星紅旗を掲揚する」を掲載した。沖ノ鳥島問題でトーンダウンした蔡英文政権に台湾漁民が激怒し、今後は中国本土の庇護を求めると発言した。写真は台湾の漁村。

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2016年5月28日、観察者網は記事「今後は沖ノ鳥岩礁での漁業には五星紅旗を掲揚する」を掲載した。

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台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)政権は発足するとまず、馬英九(マー・インジウ)政権末期に日本との緊張を引き起こしていた沖ノ鳥島問題に着手した。日本が主張する島ではなく排他的経済水域(EEZ)を持たない岩礁であるとの主張を「国連の決定に従う」とトーンダウン。また台湾漁民を保護するための巡視船も引き上げる方針を示した。

これを強く批判するのが国民党所属の呂美玲(リュー・メイリィン)基隆市議員だ。台湾漁民の大半は蔡氏に投票したがその信頼をあっさりと裏切ったことで「だまされた」と感じているという。ある漁民が「台湾政府が守ってくれないなら、今後は五星紅旗を掲揚して漁に行き、中国本土の庇護(ひご)を求める」と話していたことを明かした。(翻訳・編集/増田聡太郎)