中国メディアの今日頭条は25日、日本人に多いと言われるある病気の発症にスマートフォンの使用が関係している可能性があると説明、中国の読者にスマートフォン使用の注意を呼びかけている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの今日頭条は25日、日本人に多いと言われるある病気の発症にスマートフォンの使用が関係している可能性があると説明、中国の読者にスマートフォン使用の注意を呼びかけている。

 記事は「頚椎後縦靭帯骨化症」と呼ばれる病気を紹介。日本で最初に報告された病気のためか、「日本人病」と呼んでいる。さらに記事は「発症原因はいまだ解明されていない」としながらも、ある研究が日本人のお辞儀の習慣とこの病気との関係を指摘していることに言及。お辞儀の習慣が頸椎を慢性的に損傷させ、本来は弾力性のある靭帯を硬直させ骨のように変えると説明した。

 たいていスマートフォン使用の際にはうつむくものだが、記事はスマートフォン使用時のこの姿勢がお辞儀と同じように頸椎を痛める可能性があると主張し、「日本人病」になる可能性があると読者に注意を呼びかけた。

 ある資料によれば人種により発症頻度に差があり、日本人と台湾人は約3%、中国人は0.2-1.8%、米国人は0.12%、ドイツ人0.1%、イタリア人1.8%となっている。この病気を日本人病と呼ぶ日本のメディアはないようだが、日本人の発症が他の人種に比べて多いとするのは一般的な見方のようだ。

 この病気の発症原因についてはお辞儀との関連性に言及するメディアもあるが、まだ研究段階であると指摘されており、現在のところ「原因不明である」とする見方が主流だ。従ってうつむいた姿勢でのスマートフォンの長期使用が頚椎後縦靭帯骨化症の発症原因になるとする記事の指摘には無理がある。

 しかし周知の通り、スマートフォンの普及に伴い「スマホネック」あるいは「スマホ首」と呼ばれる症状が現れているようだ。これはうつむいた姿勢でのスマートフォンの長期使用が、本来前方にカーブしている首の骨の配列を真っ直ぐな状態に変えてしまい、その結果肩が凝りやすくなったり手や肩回りに痺れが生じるという症状が現れると言われれている。記事はスマートフォン使用に起因する首の病気がいずれ「教科書に記載されるだろう」と指摘しており、この時代に現れた独特の病気として知られるようになると予告している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)