26日、韓国・ヘラルド経済は、韓国で増える10代による凶悪犯罪の多くが、これといった動機もなく発生している問題を報じた。写真はソウル。

写真拡大

2016年5月26日、韓国・ヘラルド経済は、韓国で増える10代による凶悪犯罪の多くが、これといった動機もなく発生している問題を報じた。

韓国警察庁の資料によると、昨年の14〜18歳の少年・少女による窃盗、殺人、強盗、暴力などの刑法犯罪は6万4653件、前年の6万3625件から1000件以上増加した。また韓国大検察庁によれば、11〜14年の4年間に殺人、強姦(ごうかん)、強盗、放火などの凶悪犯罪で逮捕された10代の少年・少女は1万3846人に達した。このうち殺人、放火犯は1000人を超えるほか、全体の3分の2ほどが性犯罪だ。

深刻なのは、これら10代の犯罪がこれといった理由なく発生していること。瞬間的な怒りを抑えられないとか、単なる「腹いせ」で犯罪が行われることが多いのだ。今月1日には、16歳の男子が面識のない20代の女性の頭をれんが片で殴りつける事件が起こった。男子は前日に友人とけんかをしたことで怒りを抱え、犯行に至ったと供述している。また先月には、10代の2人が道ですれ違った20代の会社員に因縁をつけ、車に監禁し暴行した罪で警察に逮捕された。

ある警察関係者はこれに加え「(凶悪犯罪に関わる)年齢層が次第に下がっていることが大きな問題」と指摘している。

この報道に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「国が狂ってきている」
「全員、刑務所に入れて退学させろ」
「今の教育を受けた子どもたちが大人になる2030年、40年、韓国はどうなるのやら」

「恐ろしい世の中だ。いくら注意してもし過ぎることはない」
「これも全部教育システムが駄目だから」
「教育システムだけの問題じゃない。親が子どもを甘やかし過ぎるからひどくなってるんだよ」

「子どもや青少年保護とは本来、青少年の被害者を保護するものなのに、この国ではおかしなことに加害者を大目に見る手段に変わってしまっている」
「10代の頃に目を覚まさせないと。年を取ったら無理だからね」
「英語や数学より急がれるのは人格教育」(翻訳・編集/吉金)