イケメンすぎるカナダのトルドー首相、日本でも大人気!その異色のキャラとは
 5月27日に閉幕したG7伊勢志摩サミット。不透明な世界経済や中国の海洋進出について議論が交わされたとのことですが、そんな本題以上に注目を集めた人物がいます。 カナダのジャスティン・トルドー首相。父親は故ピエール・トルドー元首相というサラブレッド。若干44歳、しかも細マッチョなイケメンとくれば、常に注目を受けるのもうなずけます。
(教職などを経て、2008年に下院議員に。自由党党首として、2015年11月に首相に就任)
 政治家としては、多くのシリア難民を受け入れたり、「もう2015年にもなるんだから当たり前」と内閣の半数に女性を起用したりと、かなりのリベラル派。

 ただ、温和なイケメンというだけで、ここまでの人気にはならないはず。そこで、お茶目なジャスティン・トルドー氏のエピソードを紹介していきたいと思います。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=524666

 写真は、チャリティでボクシングの試合に出たトルドー氏(右上)。趣味はボクシングだそうで、細マッチョにタトゥーまで!

◆いつも靴下がファンキー

 海外メディアが「トルドー首相の靴下」を記事にするほど、氏の靴下はファンキーだと話題になっています。しかも、そこには明確なメッセージが込められているというのです。 たとえば、おおげさな割に中身のないダボス会議には、ドクロ柄のソックスで出席。「お前ら、おもんねえわ」という意思をスマートに表明する。

 そして今回のサミットに先がけて天皇陛下に謁見したときにも、青、グレー、紫のストライプというフォーマルらしからぬチョイス。“いまの世界経済を色であらわすとこんな感じ”とのメッセージなのではとの見立てもありますが、真意のほどはいかに。

◆筋金入りのフェミニスト

⇒【Instagram】 https://www.instagram.com/p/nLmJo6jjzh/
「フェミニストな自分を誇りに思う」と公言してはばからないトルドー氏。でも、そんなの言うだけならタダだろうと思う人も多いはず。そこで、彼はこう語って驚かせるのです。

「もし自分の伝記映画が制作されることがあるのなら、ジャスティン・トルドー役はメリル・ストリープにお願いしたい」

(上の写真(instagram)は、ソフィー夫人の誕生日にトルドー首相がフェイスブックにアップした写真。夫人は元テレビタレント)

◆エリザベス女王とジョークでイチゃつく 昨年の11月、エリザベス女王との面会を果たしたトルドー氏。父ピエールが首相を務めていたときにも、女王陛下に謁見していました。もちろん、当時はまだ小さい子供。「またお会いすることになるとは」とあいさつされたエリザベス女王に対して、こう返したのです。

「前にお会いした時は、女王様の方がうんと背が高かったのに」

 エリザベス女王も負けていません。まだ小さな子供だったはずのジャスティンが、いまや一国の首相となって晩餐会で乾杯の音頭を取っている。そんな光景を前に、こう笑いを取ったのです。

「そりゃ私も歳を取るわけね」

 どんなにシャレたやり取りも、普通ならここで終わりになるはず。しかし、トルドー氏がすごいのは、さらにかぶせていくこと。女王の自虐ネタを、ツイッターでこう受け返したのです。

「とんでもない!! あなたはいつまでもお若くあらせられる」

◆人気先行という冷ややかな見方も

 というわけで、まだ首相になって半年ほどということもあり、この人気ぶりもご祝儀的な側面があるかもしれません。実際、いかにも大衆ウケしそうなパフォーマンスに対しては、こんな冷やかな見方も。

<トルドーが、いわゆる“イイ奴”なのは間違いない。しかし、本当の彼が、一体どのような人物なのかが見えてこない。それは、信用するに足らない見せかけだけの誠実さを演出することばかりに躍起になってきたからだろう。>
(英「ガーディアン」2015年10月20日配信、ミッシェル・ディーンの記事より:筆者訳)

 いずれにせよ、型破りでありながら品がよく、それでいてイヤミにならないトルドー氏の言動は、今後も注目を集めそうです。

<TEXT/沢渡風太>