iPhoneを毎日1回1か月も充電できる! 大容量すぎるバッテリーの万能さがスゴい

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スマホを使っていると、必ず聞くのが、「バッテリーが持たない」という声だ。
最近ではモバイルバッテリーを常に持ち歩く人も増えているが、そもそもモバイルバッテリーを日々充電することも面倒だったりする。

そこで、スマホを1か月もの間充電できる超大容量バッテリーがあったとしたら、どうだろうか。

●120600mAhという大容量バッテリー
超大容量バッテリーを発表したのは、モバイルバッテリーで有名な「Anker」(アンカー)だ。
「Anker PowerHouse」といい、その容量というのは、120600mAhという大容量だ。

この数字は、一桁書き間っているわけではない。

通常、大容量と言われるモバイルバッテリーでも、おおよそ10000mAh程度だ。
しかし、「Anker PowerHouse」は、その約12倍という容量を誇っている。
容量が大きいだめ、価格も高く、なんと5万円もする。

今では、10000mAhのモバイルバッテリーが2000円程度で売られていることもあり、12倍の容量とはいえ5万円という価格は割高に感じられてしまうかもしれない。
しかし、超大容量という以外にも便利な機能が搭載されているのだ。

●出力はUSB以外にACやDCにも対応
通常のモバイルバッテリーでは、USB出力だけという製品が多い。
そのため、USBケーブル経由で充電できるスマホやデジカメ、携帯ゲーム機などだけしか充電できない。

しかし、「Anker PowerHouse」は、
・USB出力 x4
・AC出力 x1
・DC出力 x1

と、USB充電機器だけない製品も充電することができるのだ。

例えば、
・ノートパソコン
・ミニ冷蔵庫
・照明
といった製品や機器の充電、給電にも利用できる。

また超大容量のため、
・スマホの充電 約40回
・ノートパソコンへ充電 約15回
・照明の連続使用 約100時間
・ミニ冷蔵庫の連続使用 約7時間
・テレビの連続使用 約4時間

という普通ではできないような利用まで可能となっているのだ。

上記を踏まえて計算すると、スマホを毎日、1回の充電をしたとしても、なんと1か月以上も利用できる計算となるのだ。
これは、もはやコンセントを持ち運んでいるようなものと言える。

●重さはやや重たいがポータブル
このモバイルバッテリー、容量もスゴイが、重さもスゴイ。
なんと、4.3kgもある。
500mlのペットボトル、約9本分と同じぐらいの重さだ。

しかし、同じような10万mAhを超えるようなバッテリーと比べると、非常に小さく、また軽量化されているらしい。

さすがに「電車で持ち運ぼう」とは思う人はいないだろうが、キャンプなど、車での移動などで利用するには問題は無いだろう。また、万が一の緊急時に役立つことは間違い無いため、災害や防災用に自宅の備えとして購入するのもよい。

「Anker PowerHouse」の発売は6月6日、価格は5万円となっている。
釣りやキャンプなどのアウトドアや、防災対策など、超大容量バッテリーを持っておきたいという人には、おすすめできそうだ。

Anker PowerHouse|Anker Japan


布施 繁樹