連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)第8週「常子、職業婦人になる」第47話 5月27日(金)放送より。 
脚本:西田征史 演出:岡田健


「この三人、誕生日が近いから、まとめてお祝いするのが恒例でね。」(照代)
こんな説明台詞も平岩紙さまにかかれば含蓄ある台詞に聞こえ・・・ないか、さすがに。
常子(高畑充希)の卒業と就職、三姉妹の誕生日を祝う宴が開かれた。
モチーフになっている「暮らしの手帖」創業者の大橋鎭子の誕生日は3月10日。きっと小橋家三姉妹も3月生まれに違いない。2月末の可能性もあるか。

小橋家、青柳家、森田屋一同に、星野武蔵(坂口健太郎)と中田綾(阿部純子)が参加。
素敵な屏風の前で、ごちそうを囲んでお食事とそれぞれの芸が披露される。
まるでバラエティー番組のコントの後に出演者が集まって語るコーナーみたい。
大地真央のかっぽれ。ピエール瀧の裸踊り。秋野暢子の南京玉すだれ。じつに贅沢な名優たちの隠し芸みたいなものの後に、常子が「きちんと、いままで育ててくださってありがとうございます」と挨拶し、家族のために稼ぐと宣言する。結婚式でもないのに、こんなにかしこまる娘。育ちの良い子だなあと感心する。

森田屋での日々をふりかえって、第6週の滝子(大地真央)と君子(木村多江)の問題解決週に続き、早くもまたまとめに入る。まとめるための祝い宴エピソードって調整回みたいだ。余裕あるなあ。
そしていよいよ、春4月。常子、初出社。
稼ぐぞー! 家族を守るぞー! とばかりに気合いを入れて出勤するも、なんかこの会社、やばそう・・・という不穏な感じで、つづく。

採用の基準はかわいさだったと聞いて、愕然となる常子。どうりで、試験会場で受験者たちの中に鏡を見てる女性が多かったわけだ、とナットクした。常子もかわいいほうとされて良かったではないか。実技があったら落ちていたかもしれないし。でもそれを良しとしない真面目さが常子らしさではある。
常子をタイピスト部屋に連れていった山岸隆一は、面接でいやな感じを振りまいていた人物。演じる田口浩正は、高畑充希や清役の大野拓朗と同じホリプロ所属。
(木俣冬)