攻撃の迫力を欠いてノーゴール。南野は惜しいミドルも放ったが……。(C)Getty Images

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 トゥーロン国際に参加しているU-23日本代表は、5月27日にグループリーグ最終戦でイングランドと対戦し、0-1で敗れた。

 日本は、岩波、亀川に続いて三浦も負傷。DFの駒が足りなかったため、CBにボランチが本職の喜田が入った。スタメンはGK中村、DFは右からファン・ウェルメスケルケン、植田、喜田、三丸の並び。中盤は、ボランチに井手口とA代表に選出された大島が入り、2列目は右から矢島、南野、野津田、1トップにはオナイウが起用された。

 試合は立ち上がりからイングランドにボールを支配される。そして前半15分、1対1を仕掛けられた三丸が、エリア内で相手を倒してPKを献上。これをベイカーに決められ、早々と先制されてしまった。
 
 その後は、徐々にイングランドの圧力に慣れてボールを保持する時間が増え、野津田や南野がミドルレンジからのシュートでゴールを狙った。しかし、ネットを揺らすまでには至らず。0-1でハーフタイムを迎えた。
 
 後半に入ると、日本は立ち上がりからアグレッシブな守備でイングランドを押し込み、試合の主導権を握っていく。後半11分には原川を入れてアンカーを置く4-3-3システムに代え、前線からのプレスでボールを刈り取っていた。
 
 ただ、日本は奪ってからの展開が拙かった。中盤でのパスミスが多く、なかなか最終局面の崩しまで持ち込めない。目立ったチャンスは、野津田のボレーがバーを叩いたシーンくらいで、後半27分に鎌田を入れて4-2-3-1システムに変更した後も、ゴールを奪えなかった。
 
 結局0-1でイングランドにも敗れ、トゥーロン国際は1勝3敗でグループリーグ敗退。4試合連続で失点し、なおかつ決定力不足を露呈してしまった今大会だったが、手倉森監督は「3敗して学んだことをリオで勝ち続けることにつなげられればいいと思う」と前を向いた。