元アルゼンチン代表DFサムエルが38歳で現役引退! ローマやインテルで22のタイトルを獲得…

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▽バーゼルの元アルゼンチン代表DFワルテル・サムエル(38)が、今シーズン限りでの現役引退を発表した。

▽1996年に母国のニューウェルズ・オールドボーイズでプロキャリアをスタートしたサムエルは、優れた身体能力と卓越した守備センスを武器に頭角を現すと、翌年に加入した母国屈指の名門ボカ・ジュニアーズでは、国内リーグとコパ・リベルタドーレスカップ制覇を経験した。



▽そして、2000年に加入したローマでは、同胞FWガブリエル・バティストゥータや元日本代表MF中田英寿、元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティと共にセリエA制覇に貢献。“エル・ムロ(壁)”の愛称で知られる世界屈指のセンターバックは、レアル・マドリーを経て2005年に加入したインテルでは、2009-10シーズンのシーズン3冠を含め、「14」のタイトルを獲得した。

▽その後、2014年に加入したバーゼルでは、負傷の影響で出場機会こそ少なかったものの、加入した2シーズンでリーグ優勝を経験。そして、サムエルは25日に行われたバーゼルの今シーズンのホーム最終戦の場で家族や親しい友人を前に、今シーズン限りでの現役引退を表明した。サムエルは、クラブキャリアを通じて通算494試合に出場し、34ゴールを記録していた。

▽なお、アルゼンチン代表では、1997年に行われたU-20ワールドカップで優勝を経験すると、1999年にフル代表デビュー。その後、2002年の日韓ワールドカップと2010年の南アフリカ・ワールドカップの2大会に出場するなど、通算52試合に出場し、5ゴールを記録していた。