中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は25日の定例記者会見で「米国が南シナ海で軍事力配備を強化し続けていることこそが軍事化であり、火薬庫に火をつける恐れがある」と表明した。

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中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は25日の定例記者会見で「米国が南シナ海で軍事力配備を強化し続けていることこそが軍事化であり、火薬庫に火をつける恐れがある」と表明した。

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【記者】報道によると「米国が地域の国々を抱き込んで中国を封じ込めることは、南シナ海情勢を複雑化し、地域衝突の火薬庫に火をつける恐れがある」との中国メディアの指摘に対して、米国のケリー国務長官は24日「東シナ海と南シナ海における中国の行動こそが火薬庫に火をつける恐れがある。一方的な埋め立てによる島造成、島・礁の軍事化という行為に中国側が慎重になることを希望する」と述べた。これについてコメントは。

【華春瑩報道官】報道に留意している。米国は2010年に「アジア太平洋リバランス戦略」を開始した。フィリピンは2012年に黄岩島(スカボロー礁)事件を引き起こし、2013年1月には南シナ海仲裁裁判を一方的に申し立てた。一方、中国の島・礁建設は2013年末にようやく始まったものだ。しかも、他国が不法に侵略・占領した中国の島・礁上で建設を行なっているのと異なり、中国は最後の国であり、しかも自らの島・礁上で建設を行なっているのだ。中国の行動は完全に自らの主権の範囲内の事であり、筋が通っているので正々堂々としており、損なわれることのないよう自らの主権と正当な合法的権益を守るため以外のなにものでもない。

米側は南シナ海で軍事力配備を強化し続け、先進的艦艇・航空機を派遣して中国に対して高頻度の接近軍事偵察を行なっているうえ、同盟国やパートナーを誘って南中国海でターゲット性の極めて強い「合同軍事演習」「合同巡航」を再三行なっている。これこそが軍事化であり、火薬庫だ。

米国はすでに世界各地で少なからず面倒を起こしてきた。アジアの国々と人々はいずれも地域の平和・安定・発展維持という良好な情勢を望んでおり、いかなる者が、いかなる目的でアジアを乱すことも望んでいないと私は信じる。米側が平和・安定維持を口先だけのものにせず、しっかりと責任を担い、アジアの平和・安定に真にプラスとなることを行ない、建設的な役割を発揮することを希望する。(提供/人民網日本語版・編集/NA)