小林祐とミラノで食事したことを明かす本田「自分の若いころにかぶる」

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 キリン杯に向けた日本代表の事前合宿が27日、千葉県内で行われ、FW本田圭佑(ミラン)、MF香川真司(ドルトムント)、FW浅野拓磨(広島)の3人が合流した。事前合宿4日目は午前と午後の2部練習で、午後練習には本田、香川、浅野とFW岡崎慎司(レスター・シティ)、FW原口元気(ヘルタ・ベルリン)の5人が参加。この日合流した本田、香川、浅野の3人は軽めのメニューで調整した。

 キリン杯に出場する日本代表メンバーは前日26日に発表された。本田は「まだちゃんと確認していない」としながらも、初選出となったMF小林祐希(磐田)について「一度、ミラノで食事している」と、すでにピッチ外で面識があることを明らかにした。

 背番号や左利きといったプレースタイル、さらには強気な発言ぶりなどで本田と比較されることもある小林祐。本田は「知人を通じて偶然会うことになった」という初対面を振り返り、「すごく自信があるという意味で、何も恐れず発言するところは少し自分の若いころにかぶる部分もあった」と、うれしそうに笑った。

 FW宇佐美貴史やMF柴崎岳と同じ92年生まれのプラチナ世代。「(宇佐美)貴史の世代なのかな。その意味でクオリティーは僕らの世代よりある。楽しみだし、そこにそういうメンタルが伴った選手が現れたのかなと」。ビッグマウスとも言われる個性的なキャラクターを持った日本人選手はあまりいない。「彼自身が言ったことが今後実現するかどうかを注目してあげてほしい。そういう発言をする日本人は少ないし、その希少価値を大事にしてほしい」と、先輩としての“親心”ものぞかせた。

 磐田では本田と同じ背番号4をつける小林祐だが、代表選出後の取材では「(日本代表で)のちのち10番を付けたい」とも発言したという。10年南アフリカW杯以降、日本の10番を背負う香川は小林祐の発言について聞かれ、「それぐらいの意気込みでやるのはいいこと。それぐらいの自信があるのだと思うし、楽しみ」と、威勢の良い後輩の出現を素直に喜んでいた。

(取材・文 西山紘平)