Doctors Me(ドクターズミー)- 妊活中の気持ちの持ち方【妊活心理カウンセラーのコラム2】Vol.10

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こんにちは。
心理カウンセラーの今井さいこです。

これまで9回にわたり、妊活中に感じるマイナス感情との向き合い方についてお伝えしてきました。
最終回の今回は、妊活中に感じるさまざまなマイナス感情との向き合い方、前向きな妊活を実現し日々を充実させる気持ちの持ち方について、カウンセラーの立場からお伝えします。

「とにかく妊娠したい!」そんな気持ちを持っている妊活WOMANさん、ちょっとまった!

妊活は、「毎月がジェットコースターに乗っているようなもの」と表現されるように、生理がくるたびに気持ちが一喜一憂します。
その度に、「これはいつまで続くのだろうか」とがっかりした気持ちになるとともに、その期間が長くなればなるほど心も体も疲弊していきます。

そうすると、気づけば「赤ちゃんがほしい」と思っていた気持ちがいつのまにか「妊娠したい」という気持ちに変わってきます。
自己タイミング法で毎月妊娠検査薬を使っている方なら、「とにかく、妊娠線を見たい!!」、不妊治療をしている方なら「とにかく陽性判定を受けたい!」という気持ちです。

ですが、本来の自分の希望は「赤ちゃんがほしい」だったはず。
妊娠はその一歩であり、赤ちゃんをその手に抱くまでには十月十日という妊娠期間もあります。妊活のゴールを当初の予定より前に設定してしまっている自分にまずは気づきましょう。

妊活中のネガティブな気持ちのケアについて

妊活は長引けば長引くほど、心に鬱屈したものが溜まっていきます。
パートナーにその気持ちを吐き出したり、カウンセリングで毎月メンタルケアをしている妊活WOMANさんはその気持ちを軌道修正できていると思いますが、1人で抱え込んでいる妊活WOMANさんはネガティブな気持ちが大きくなっているのではないでしょうか。

自分が辛い、苦しいと感じるときには、その気持ちをなるべく早く「手放す」ことがメンタルケアには大切です。

・紙に感じたことや思っていることを素直に書きだす
 (文字でも絵でも色を塗るだけでもOKです)
・安心・安全な環境で自分の気持ちを第三者に吐き出す
 (人に聞かれる心配なく、本音を話せる環境が大切です)

こうして自分の気持ちを外に出すことが“心の浄化”に繋がります。
また、外に出す過程で客観的に自分を見ることができ、冷静さを取り戻すこともできます。そして、その冷静な状態で心に感じることが、今後の自分の在り方の答えやヒントになってきます。

気持ちのやり場がない、と辛く苦しい気持ちを1人で抱えている妊活WOMANさんはぜひやってみてください。
自分で自分の気持ちのやり場をつくることが、心のセルフケアの第一歩です。

日々の充実に目を向けていきましょう

妊活を経験すると、これまで「妊娠して当たり前」と思っていたことがそうではないことに気づきます。
そして、気づいた時から妊娠・出産に関するさまざまな考え方に触れる機会が増えてきます。
いろいろな考え方がある中で、自分の価値観・存在価値を否定されたような気持ちになり、落ち込むこともあるでしょう。
また、これまで気づかなかった自分の中にあるネガティブな感情、自己否定感、他者否定感に自己嫌悪に陥ることもあるかもしれません。

でも、どんなネガティブな感情も自分自身だけは肯定し、受け入れていくようにしましょう。
それが「あなた自身」だからです。
ネガティブな感情はそのまま外に出してしまうと他の人を傷つけることになるかもしれませんが、自分の中できちんとケアをして肯定すれば、人の痛みがわかる人へとあなたを成長させてくれるものに変わります。

そして、忘れずにいて欲しいのは「日々の充実」に目を向けることです。
「今は妊活に100%全力を注ぐ!!」と決めているとしても、人生は妊活だけで成り立ちません。
妊活以外にも、家族との時間・友人関係・仕事・プライベート・趣味、などなどさまざまな要素で人生は成り立ちます。
妊活は、一番初めに述べたように「ジェットコースター」のように心が上下しやすい要素のものですから、「妊活も含めて、日々を充実させるためには何を生活の柱に据えるか」ということをバランスを考えて構成しましょう。



妊活WOMANの皆さんが、数年後に今を振り返ったとき、「妊活は大変だったけど、日々は充実していたな」と思えるように、私はこれからも妊活WOMANさんとそのパートナーのメンタルケアを中心に活動していきたいと考えています。
悩みがあれば1人で抱え込まず、Doctors MeやLIB Laboratoryのサービスを利用して、「前向きな妊活」をぜひ実現させてください。

〜心理カウンセラー:今井 さいこ〜