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米アクロニスは5月25日(現地時間)、データ保護のためのブロックチェーン技術のアプリケーション開発の戦略と、サービスプロバイダおよび企業向けにデータ信憑性ソリューションのプロトタイプを提供開始すると発表した。

同社は、現在の利用ケースを追求・開拓する照準を絞った独自のアプローチにより、特定のデータ保護の問題を解決するためのブロックチェーン利用方法を調査している。個人や企業がオリジナル情報の整合性を維持しなければならない利用ケースに対して、ブロックチェーンによってデータやトランザクションを改ざんから保護するという方法を使用できるという。

同社は現在、データストレージソリューションおよびファイル同期/共有ソリューションをブロックチェーン技術により、データの整合性を監視して有効性を保証できるように拡張している。

ブロックチェーンを利用して改ざんから保護できるデータの例として同社は、資産や診療の記録、株式譲渡、裁判関連の一連の証拠文書、警察のビデオや防犯カメラの記録、IT監査の対象になる長期的なアーカイブ、複数の個人や組織が大量のデータおよび情報を安全に保存・交換できる共同事業体のデータストレージなどを挙げている。

今回発表した戦略の一環として、同社はプロトタイプソリューションを公開し、パートナーであるサービスプロバイダやエンドユーザーに対して、データ保護におけるブロックチェーン技術の能力を紹介している。

同プロトタイプでは、ブロックチェーンを利用してタイムスタンプと信憑性の証明によってデータを検証し保護する例を示しているという。同社は、今回のプロトタイプを公開することで、ブロックチェーン技術のデータ保護の潜在的な利用ケースに関する情報を集めることを目指している。データ保護におけるブロックチェーンの市場ニーズや可能性をより深く理解するためとして、参加者には名前と連絡先情報の提供を依頼している。

(山本善之介)