大陸委員会の邱垂正・副主任委員兼報道官

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(台北 27日 中央社)台湾の対中国大陸政策を担当する大陸委員会は25日、両岸(台湾と中国大陸)関係の平和で安定した現状の維持に努めていくとする蔡英文総統の基本方針を強調し、大陸側に前向きな対話を行うよう呼びかけた。

中国大陸の対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の張志軍主任が同日、台湾の商工団体との会談で、台湾独立に未来はなく、「台湾の選択肢にはなり得ない」などと述べたのを受けて、20日に発足した民進党・蔡政権の立場を改めて表明した。

中国大陸は、台湾独立志向を持つ民進党に対し、「一つの中国」の原則を受け入れるよう政権発足前から圧力をかけている。だが、蔡総統は20日の就任演説で同原則に言及しなかったため、大陸側は不満を示していた。

(陳家倫/編集:杉野浩司)