効果抜群の「謝罪スイーツ」を選ぶための6つのポイント
 社会人なら誰しも一度は経験するであろう、仕事相手への謝罪。人間、失敗はつきもの。しかし、失敗したあとの対処法次第で、取引先との関係を修復してより良好になるのか、はたまた「金輪際、おたくとは取引しない!」と断絶されるのか、分かれ道となることも。

 そんなとき、謝罪の際の強い味方(?)になってくれるのが、「謝罪スイーツ」。オールアバウトの調査(対象/関東・関西の経営者層N=315)によると、「対面謝罪のときに、菓子折りなど手土産の持参があった」と答えたのが、8割にも及んだ。「謝罪スイーツの持参の重要性」については、「重要だと思う」と「思わない」でそれぞれ半数で大きく意見が分かれた。ならばダメ元で持って行っておいたほうが、気持ちは伝わるかもしれない。

◆6つのポイントで謝罪効果UP

 そこで気になってくるのが、「謝罪スイーツの相場」。「持参される謝罪スイーツの妥当だと思う金額」を同調査で行ったところ、関東・関西ともに「3000円〜5000円未満」が1位(4割)、2位が「1000円〜3000円未満」(3割)、3位が「5000円〜10000円未満」(1割)という結果に。

 では、実際に持参するとして何に気をつければいいのか? 「オールアバウト」の「お祝い・ギフト」のガイドで、ギフトコーディネーターの冨田いずみ氏によると、以下の6つに要約される。

‥度な重さのお菓子……「お菓子の重さは気持ちの重さ」ともいわれるため、軽すぎるお菓子は避け、ある程度重量のあるものがいい。

∀景泙両ι福帖朕佑砲茲辰討老敘な印象をもたれることもあるので、流行モノは避ける。また、お詫び自体が日本の風習のため、海外ブランドもNGだとか。

常温保存できるもの……迷惑をかけた相手にさらに手間をとらせないために、要冷蔵・要冷凍は避ける。

ぞ淕4限が長すぎないもの……日持ちするものだと、長く目に入り、怒りの記憶を想起させてしまうこともあるので、その日のうちか長くても1週間程度に。

ス盖蕕垢ないもの……あまりに高いものだと「もので済ませようとしている」と誤認されることも。3000円〜10000円程度が理想。

取引先の会社付近で手配するのは避ける……相手の会社付近で手配した場合、その現場を他社員が目撃する可能性も。前日までに手配しておくほうが無難。

◆これもおさえておきたい「渡す際のマナー」

 せっかく用意した謝罪スイーツも、渡し方でミソをつけてはいけない。「ビジネスマナー」ガイドの美月あきこ氏は、以下の4つのマナーを示す。

/絨は蝶結び、表書きは「松の葉」
 謝罪スイーツの目的は迷惑をかけた代償・弁償ではなく、あくまで謝罪時のあいさつ。水引は蝶結び、表書きは「お詫び」「陳謝」「深謝」などがあり、内容に合わせて選べるが、目下の者から目上の人に渡すときに用いる「松の葉」が最適。

渡すタイミングは謝罪を受け入れてもらった場合の帰り際
 菓子折りは通常の訪問時は、最初の挨拶が終わったときに渡すのが一般的だが、謝罪時に最初に渡すと「もので済ませようとしている」と受け取られ、火に油を注ぐ場合も。相手の怒りが収まり、謝罪を受け入れてもらえた場合の帰り際が最適なタイミング。ただし、許してもらえなかったときや、受け取ってもらえなかった場合は、そのまま勝手に置いて帰らずに持ち帰ること!

まずは経緯より対応策を先に話す
 まずは、ー婪瓩慮斥佞髻そして∩蠎蠅力辰鮟淑に聞いた後に、7舒泙任呂覆対応策を先に話すこと。取引先は、今後もこの会社と取引をしてよいのか不安を抱えているため、それを先に説明しておくことで、今後の取引につながる可能性が生まれる。

づ呂垢箸・帰るときの大事な一言
「つまらないものですが」「粗品ですが」はこの場合、失礼ととらえられることも。「心ばかりではございますが」もしくは、今一度「この度は本当に申し訳ありませんでした」が重要。

 以上が「謝罪スイーツ」を持参した謝罪マナー。スイーツも有効だが、まずは「謝罪の気持ちを伝えること」を心がけたい。

【参照】
オールアバウト「お祝い・ギフト」ガイド 富田いずみ氏
オールアバウト「ビジネスマナー」ガイド 美月あきこ氏

<テキスト/安田はつね 写真/Rina・PIXTA>