2015年に日本を訪れた中国人旅行客の数は約499万人に達した。中国人旅行客の爆買いがあまりにもインパクトが強すぎたため、中国人旅行客は皆「買い物」のために訪日しているような印象を受けるが、実際は温泉や食べ物を目的に訪日している中国人も少なくない。(イメージ写真提供:123RF)

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 2015年に日本を訪れた中国人旅行客の数は約499万人に達した。中国人旅行客の爆買いがあまりにもインパクトが強すぎたため、中国人旅行客は皆「買い物」のために訪日しているような印象を受けるが、実際は温泉や食べ物を目的に訪日している中国人も少なくない。

 中国メディアの揚子江晩報はこのほど、大阪の美食を堪能するために訪日したという中国人旅行客の手記を掲載し、たこ焼きをはじめとする大阪の美食とともに、日本のおもてなし文化も堪能したと伝えている。

 中国で上海万博が開催された際、たこ焼きが非常に大きな人気を獲得したことからも分かるとおり、中国人消費者にとってたこ焼きは日本を代表するグルメの1つだ。記事は、大阪にはおいしくて安いグルメが数多く存在すると指摘したうえで、「大阪を訪れるならば、数日間は絶食したくなるほど」美食が多いと伝えた。

 大阪滞在中に食べたものはすべて美味しかったのだろう、訪れた店や食べた料理を1つ1つ紹介はしていないが、どの店でも「食材を十分に活用し、1人1人の客に出来立ての美食を提供していた」などと紹介し、非常に気配りのあるサービスも堪能したと伝えた。

 さらに、美食を堪能するための旅を通じて、「何事もおろそかにせず、厳格な態度で臨む日本人の姿勢こそ、おもてなしなのだ」と指摘し、こうした態度で仕事に取り組むからこそ、日本は島国でも発展できたのであろうと考察した。

 現在、日本を訪れる中国人旅行客の多くは旅程が予め決められている団体ツアー客だが、徐々に個人客も増えつつあるのは事実だ。今後、個人客がさらに増えれば、日本の美食を目的に訪日するというケースも増えていく可能性が高い。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)