自分の国で当たり前にやっていたことを異国の地でやると、可笑しいと思われるばかりかマナー違反と見なされて叱責を受ける可能性があるものだ。中国メディア・捜狐は23日、「日本でこんなことをしたら、罵倒されるかもしれない」と題して、日本では注意しなければならない、中国人が日常的にやってしまいがちな行為について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 自分の国で当たり前にやっていたことを異国の地でやると、可笑しいと思われるばかりかマナー違反と見なされて叱責を受ける可能性があるものだ。中国メディア・捜狐は23日、「日本でこんなことをしたら、罵倒されるかもしれない」と題して、日本では注意しなければならない、中国人が日常的にやってしまいがちな行為について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本でやったら罵倒されかねない行為として16点示している。取り上げられたのは「職場で朝、挨拶をしない」、「化粧をしないで出勤する」、「ゴミを分類しない」、「歩きタバコをする」、「所構わずカメラで撮影する」、「列に割り込む」、「自動車が歩行者を譲らない」、「公共スペースのコンセントを勝手に使う」、「レストランで食べ終わって一定時間が経過しても帰らない」といったものだ。

 また、公共交通機関におけるマナーについても複数言及されており、「電車の座席に荷物を置く」、「電車やバスの車内で物を食べる」、「電車やバスの中で電話をかける」、「電車やバスの中で大音量で音楽を聴く」などが挙げられた。さらには「お年寄りに席を譲る」という項目も。昨今中国や台湾のメディアにおいて「日本人が実はあまりお年寄りに席を譲らない」という話題に触れ、その背景を考察する文章が少なからず見られるのだ。

 さらには、「夜に自転車を無灯火で走る」という点も取り上げられた。これは他の市民に罵倒されるというよりも、警察官に呼び止められ説教をされるという色彩が強い。

 記事は「罵倒されるかもしれない」としているのだが、実際にこのような行為を働いて日本人に罵倒されるケースがどれほどあるだろうか。おそらく、中国の人が想像するよりもはるかに少ないのではないだろうか。なぜなら、日本人は往々にして不満を直接言わずに溜め込む傾向にあるからだ。もちろん、腹を立てて激しく責め立てる市民もいるだろう。しかしそれ以上に、嫌な顔はするが文句は言わない、怒りを覚えてプルプル震えるがそれを口にはしない、という人がいる。

 文句を言われたり責められたりする前に自ら「空気を読む」ことで、自らの行為を改めよ、というのが日本の社会独特のしきたりなのだ。ゆえに、記事の挙げた16項目にさらに1つ付け加えるとしたら、それはまさに「空気を読まない」ことなのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)